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今日ときめいた一冊188ー「20代で得た知見」(KADOKAWA 著者 F )


本屋で本のタイトルにひかれて購入した。20代で既にこんなふうに達観した考えを持っていた人がいることにまず驚きだ。20代の自分はと言えば思い出すのも嫌だ。やさぐれて荒んだ心で将来への展望も持てなく過ごしていたから。

ここには183の知見の他に、「全二十代に捧ぐ55の知見」「恋愛に関する55の知見」が加えてある。少しずつ読んでは感心している。今回は62番目の知見。noteを書く私の理由に近いかなと思えたので。


62  インプット・アウトプットの最終定義

自分の心を動かしたものだけが、真のインプットである。
誰かの心を動かしたものだけが、真のアウトプットである。

それはなんでもいい、どんな形をしていてもいいのです。
心が動いている時間だけが、記憶に残る時間、生きている時間です。


noteには、自分の心がときめいた言葉や事象についてだけ書こうと決めている。それは未来の自分が振り返るためにである。だからそれが誰かの心を動かすものかどうかまでは深く考慮していなかった。この知見の定義に従えば私のnoteの記事はアウトプットとは言えない。ただ、たまたま私の書いたものを読んで心を動かす人がいたら、それは望外の喜びだ。共感すること、されることは一瞬でも生きていることを実感させてくれるから。

そしてもう一つ、痛快な知見を。

30   女は生き様である

(超個人的な意見と前置きして)
私が唯一女に求めるのは、綺麗でも可愛いでもありません。曲線でも水分率でも、おべっかでも品の良さでもない。度胸です。仕事が飛んでも金がなくなっても一人で生き残る気迫と気概を持ち合わせた度胸です。その孤独に耐え得る、生き様です。(中略)  綺麗は劣化する。可愛いは消える。でも生き様の真実は絶対消えない。

その言葉そっくり男にも求めたいものだと思いながら読み進めたらオチがあった。

(男にそう話したら)
男にこそ必要なのは度胸ではなく愛嬌だよねと返された。

そしてこう締めくくっている。
とにかく市販の恋愛テクニックやLINEの恋愛記事がまかり通るほど人間、甘くないよ。

さらに読み進めて心を動かす知見に出会ったら、書き加えることにしよう。


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