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未来の私のために。あの時何に感動したのかを思い出すために。

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今日ときめいた言葉。日常生活で出会った素敵な言葉、心動かされた言葉あるいは事柄について書いています。そんな言葉に出会った時、凡庸な日常が一瞬輝きます。ああ、私は言葉に生かされてい…
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2024年1月の記事一覧

今日ときめいた出来事111ー「猫のツイックスの凍死」のインパクト

2024年1月26日付朝日新聞に掲載されたロシアでの出来事です。国営ロシア鉄道の列車内で発見された猫が車掌によって車外に放り出され、後に凍死体で発見された事件。 この猫の名前はツイックス。飼い主が正規の手続きを踏んで列車内に持ち込んだのだが、なんらかの理由でカゴから抜け出し車掌に見咎められ零下30度の車外に出されてしまったようだ。 この事件がネット上で広まり、ロシア鉄道や車掌に批判が殺到。中には政権批判に重ねるような投稿もあり、政権側は騒動の火消しに追われているという。ロ

今日ときめいた言葉110ー”What do you mean they don’t nap?”「え、どういうこと。(学校では)皆んなお昼寝しないの?」😍😍

長女の第4子の3歳児がこのように叫んだ。彼女は保育園でキッチリお昼寝をさせられているから、当然姉や兄たちも学校でお昼寝をしているんだろうと信じていたらしい。自分がそうだから、他のみんなも同じだろうと思っていたところが笑える。だから学校ではお昼寝の時間がないと知って衝撃を受けたのだ。彼女にしてみれば、「なぜお昼寝しないのか」が大いに疑問だったのだろう。 日本のように「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と言わずにfirst name で呼び合うことが長幼の意識をなくさせ、姉や兄を普通に呼

今日ときめいたこと109ーヨガって奥が深い!

10年以上ヨガをやっている。でも私のは「なんちゃってヨガ」だから求道者のように熱心に取り組んでいるわけではない。週一でヨガをやったら次の回までは特に練習するわけでもない。ヨガに関わる本を読んだことも、さらに知識を深めることをしたこともない。ただ先生に言われたことをその時々で体現しようと格闘しているだけ。 一人の先生のもとで10数年以上学んで(?)いる。この先生こそ求道者のような人である。ヨガを愛し、その思想を学び日常生活の中でも実践している。ヨガ愛が伝わってくる人である。

今日ときめいた言葉108ー「意識は身体を決して統御、把握しきれない」

(写真はAI研究所から転載) 「身体という思うに任せぬ『自然』を、意識の力でねじ伏せようとすれば、必ず問題が生じます」 解剖学者 養老孟司氏の言葉である。(2024年1月13日付 朝日新聞「AIと私たち」から) AI(人工知能)を巡る昨今の状況についてたずねられて、養老氏が上記のように答えた言葉に共感する。以下は、養老氏のAIについての考え方概要である。 AIの内部では、一つ一つの単語(記号)は経験や感覚に対応(接地)しているわけではない。つまり、人間の問いの意味

今日とっても呆れた出来事107ーなあ〜んだそうだったの!

イーオットのことである。二女一家が来てからというもの体調が悪く、微熱が1ヶ月も続いていた。腰も張りがあって痛い。いつもの整形外科で見てもらうことに。その時、ずっと彼を悩ましている足の小指の痛みについても診てもらった。私は剥離骨折を疑っていたのだが、レントゲンの映像からは骨折ではなさそうだと言われたとか。 「じゃ、なんて言われたの」と聞いても、どうも本人もよく理解していない。先生が明確にこうだとは言わなかったらしい。代わりにマッサージの仕方を教えてくれたのでやっていたがどうも

今日ときめいた映画105ー「パーフェクトデイズ」

(タイトル写真は Natalie.muから転載) この映画は見た人の数だけ感想があると思う。この映画の監督は、小津安二郎監督を敬愛している人だとの前情報があったのでかなり先入観を持って見たかもしれない。これはあくまで私の感じたままの感想です。 映画の前半はほとんどトイレ掃除をする男の姿。来る日も来る日も几帳面で完璧な仕事ぶり。朝起きてから仕事をして床に着くまで、その生活態度は変わらない。丁寧に日常を送っている。我々はその単調な映像をずっと見せられて、どこが面白いのこの映画

今日ときめいたこと106ー「ワルツは楽しい!」

ニューイヤーコンサートと言ったらワルツだろう👍ワルツが10曲以上続けざまに演奏され、「ズンチャッチャ」のあの快いリズムに体も動く。演奏は「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス2世によって結成されたウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団である。 何故か指揮者も演奏者もみんな寛いだ雰囲気のこの楽団。今まで聴いてきたクラシックの楽団にある、あのピリッと張り詰めた雰囲気がない。この楽団の醸し出すゆったり感はとても心地よかった。 バイオリニスト始め他の楽器奏者も微笑んでいたり和やかムード

冬の間のささやかな楽しみー「バードフィーディング」

冬になって野山に食べ物がなくなった頃、イーオットは夏の間しまっておいた2つの鳥籠を出す。1つは雀とシジュウカラ用、もう1つはメジロ用。雀用の鳥籠には穀物、乾いたものを入れる。一方メジロの方にはフルーツを入れる。タイトルの写真はメジロがみかんを食べた後である。こんなにきれいに食べてくれると何だかとってもうれしくて愛おしくなる。 この行為、毎年疑問に思いながらやっている。野鳥を餌付けするような行為はやっぱりいけないんだろうな? そして何故餌が鳥籠の中に入れてあるのか?それはな

今日ときめいた出来事104ー箱根駅伝2024

(タイトル写真はhttps://www.hakone-ekiden.jp/より転載) イーオットも私もニュースと同じくらい、駅伝やマラソンを見るのが大好きである。毎年実施される競技はほぼ見ている。職業人や県対抗とか大学対抗。でも箱根駅伝には特に引かれる。何故かはわからないが血が騒ぐのである😅。ほぼ毎年見逃さず見ている。 何故だろう、この箱根にはいつもワクワクする。100年続いているというその歴史に思いをいたすし、戦前の若者もこの道を走ったのだなあという感慨。不調で襷がつな

今日ときめいた言葉103ー”I love you”っていうのを忘れてた!

シカゴに住む二女の第三子はやっと生まれた女の子である。コロナの自粛規制で会うことができなかったので、去年の11月に遊びに来て初めて会った時にはもう2歳になってしまっていた。 上のお兄ちゃん達の影響か、とにかくすごい。動きが激しく気も強い。自分の思い通りにならないと大声で泣き叫ぶ。でも二女は、「2歳児は言葉で表現できないから」と軽く受け流している。偉いなあ。忍耐強くて。すっかりママになっている。そして孫娘に語りかけている、 ”Use your words” 自分の娘達はど