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今日ときめいたこと106ー「ワルツは楽しい!」

ニューイヤーコンサートと言ったらワルツだろう👍ワルツが10曲以上続けざまに演奏され、「ズンチャッチャ」のあの快いリズムに体も動く。演奏は「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス2世によって結成されたウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団である。

何故か指揮者も演奏者もみんな寛いだ雰囲気のこの楽団。今まで聴いてきたクラシックの楽団にある、あのピリッと張り詰めた雰囲気がない。この楽団の醸し出すゆったり感はとても心地よかった。

バイオリニスト始め他の楽器奏者も微笑んでいたり和やかムード。指揮者などは指揮をしているときにジャンプしたり、ステップを踏んだり、まるで踊ってでもいるかのようだ。1曲終わるともう汗だくになっている。何せ今回は奮発してS席ーステージから3列目ーを買ったので、表情がよく見える。流れる汗も見えてしまう。

そもそもこのワルツは、チロル地方の農民が生活の楽しみのために踊る踊りが起源だそうだから、楽しくなければワルツじゃないのだろう。統治していたハプスブルグ家が男女が体を合わせて踊るこの踊りを下品だと禁止しても止められず、しまいには解禁したという。この三拍子のリズムはみんなの心を虜にして離さなかったのだろう。

呼子や太鼓、鳥の声を出す楽器やクラッカーまで飛び出し、彼らの凝らす趣向に大笑いした。ニューイヤー・コンサートの定番曲、ピッツイカート・ポルカ、美しく青きドナウ、ラデツキー・行進曲。どうぞお楽しみください。(YouTubeより転載)

         


 この「年の初め」を演奏するなんて何と心憎い趣向。これで観客の心鷲掴み。

最後はこの曲。みんなで手拍子の掛け合いを楽しんでお開きとなった。

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