お金のことを真剣に考えた時
独身の時は、男女別立ての給与体系という時代で、女性の給与は低く抑えられ、本当に薄給だった。実家から通っている人と違い、地方出身者は家賃を差し引いたら手元にいくらも残らない。貧しかったなあ。5円で三日過ごしたこともあったっけ。もちろん所得税は非課税。早く税金が払える給与になりたいと願ったものだ。この時期、毎日お金のことが頭から離れなかった。
その頃、今の自分の生活に展望が持てないと日本脱出を図る。国際ボランティアとしてタンザニアに赴任。その時の手当は、確か$270/月。国連ボ