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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思…
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#ハマった沼を語らせて

今日ときめいた言葉ではなく猫24ー色鉛筆画

この猫、迫力があってすごいでしょう!写真ではなく色鉛筆で描かれていると知ってさらに驚きました。新聞に載った写真からの転載でもこんなに迫ってきます。タイトルは「いい天気」 (2023年2月21日付 朝日新聞 「猫の瞳に宿すリアル」音海(おとみ)はる氏の作品から) この猫の眼の透明感と質感。吸い込まれそうです。猫を描くときは、必ず瞳から描くのだそうです。 音海はるさんは、生まれつき右目がほぼ見えない。だから唯一見えている左目の視力が失われることを恐れているそうです。そんな思

今日ときめいた言葉64ー「君を愛してもいいか? 愛してくれとは言わない」

(冒頭写真はwww.hallo.tvから転載) 「父が一度も口にしたことがない言葉を言った。『すまない』と。俺も一度も口にしたことがない言葉を言いたい。『君を愛してもいいか?』『愛して』とは言わない。だが俺も愛し方を教わりたい。君の温かい心を学びたい。俺も君のように生きたい。ダメかな」 韓国ドラマ「ジキルとハイドに恋した私」(第15話)から。 「君を愛してもいいか?」 こんな風に慎ましく愛の告白をするこの男性は、孤独と自責の念から何度も自殺を試み、感情を押し殺して生きて

”セントルイス・ブルース”ー「生きていたいと言う希望」であり、「人間であることを自覚させてくれた」曲

                        (写真はセントルイスの風景) https://youtu.be/xte8OH2W9iM (YouTubeから転載) NHKドキュメンタリー「世紀を刻んだ歌2 セントルイス・ブルース」から この有名なジャズの名曲“セントルイス・ブルース”は、1914年にC.W.ハンディによって作られて以来一世紀以上にわたって世界中で愛され続けている。2002年時点で録音回数は1500回に及ぶという。 ハンディの長い放浪生活、貧困と差別の中

「初恋」の歌を味わう

「初恋」と聞けば、島崎藤村のあの詩だろう。 まだ上げ初めし前髪の林檎のもとに見えし時 花ある君と思いけり だが「初恋」というタイトルの詩は、石川啄木にもある。私がときめいたのは、「一握の砂」に収められているこちらの「初恋」である。それも、この「初恋」に越谷達之助という人が曲をつけ、オペラ歌手が歌ったその作品にである。 砂山の砂に腹這ひ初恋のいたみを遠くおもひ出づる日 この詩を読んだだけでは、きっとその情感はここまで伝わらなかったと思う。この美しいメロディーとソプラノの

ホテルへの持ち込み禁止の強烈な匂いのする「果物」ーこれぞ「果物の王様」なのだ🤴

上の写真、日本人にはあまり馴染みがないかも知れませんね。そうなんです、これが果物の王様「ドリアン」なのです。外観は棘だらけで、下手すると怪我をするくらい痛いのです。下の写真の左上に「MUSAN KING」と見えるのが最高級の品種なんだとか。 ちなみに「果物の女王」👸はマンゴスティンです。こちらも馴染みがないかもしれませんね。外側の紫色の分厚い皮を半分にすると白い実ーちょっとニンニクの粒のような形をしていますーが5〜6粒円形に並んでいます。ジューシーで甘酸っぱい果肉です。

秋だからやってみたー干し柿作り

今年で2回目。去年初めて挑戦して結構上手く行ったので、またやってみました。竜ヶ岳に登ったあと山梨の町のスーパーマーケットで渋柿発見。東京ではなかなか手に入らない。 熱湯処理して吊るすのは夫の仕事👍その後のケアも彼の担当。お日様に当てたり、しまったり。なかなか手のかかる渋柿ちゃんなのです。 もう一つ忘れていました。柿が下のような状態になったら、優しく揉んであげないといけなかったのです(補足) すると数週間で甘〜い干し柿になるのです。 楽しみ〜😍 追記 ご報告まで。すっ

好きな動画ーチワワが話す「あのう、ちょっとよか.....」

                     (タイトル写真はyutubeから転載) 最近の動画ではないんだけど、ずっとハマっています。チワワが博多弁(かな?九州地方の方言)で、滑る床に苦言を呈します。チワワの口の動きがピッタリシンクロ。 https://youtu.be/GsGYJSQacvM (可愛い動画が見られます。是非是非❣️) 「あのう、ちょっとよか。このような床やと、犬滑ると。お股いたかあ。犬のこつ考えた床らんば、きつかばい。」 (ここで床ワックスの

ヨシタケシンスケの絵本ー忘れていたあの頃の自分を思い出すための絵本だ、と思う!

なんだろう、この不思議なというか、懐かしいというか、すごく納得してしまう感覚。ホッとため息を出したあとのような気分。何故か心が穏やかになった。 「おしっこちょっぴりもれたろう」に出てくるエピソードは、全て思い当たることばかりだ。「シャツのタグがチクチクして嫌だったこと」「上着を着たら下着の袖がくちゃくちゃに持ち上がってしまったこと」「歯にほうれん草が引っかかって取れなかったこと」そして何より「鼻くそがピロピロと奥に引っかかってでてこなかったこと」などなど。こんな些細な、でも

映画「スウィング・キッズ」ー必見!圧巻のタップダンスと主人公の眼差しが訴えていたこと

(写真は、eiga.comから転載) それは、人間の心情や思想に深く関わるものとしての芸術ー音楽、映画、演劇、絵画、そしてダンスもーは、政治に取り込まれてはならないということだ。   「彼はただダンスがしたかっただけなのだ」ただそれだけなのだ。 このドラマはnote投稿者のお一人に薦められて視聴した。見てよかった。強く心に残るドラマだった。私的には、「パラサイト」より深く心に残った。 圧巻のタップダンスと北朝鮮軍の主人公の魅力的な眼差しはもちろんなのだが、その主人公が

ルー君と過ごした13年間ー君が残してくれた思い出😭

「ルー」と言う名前もラブラドール・レトリバーも二代目である。一代目ルーはマレーシアで獣医さんの仲介で我が家にやってきた。その時の獣医さんの名前ーDr. Ruーにあやかって「ルー」と名付けた。 家にやってきた時からその表情の愛くるしさと賢さは際立っていた。人が好きでいつもそばにいたがった。一代目ルーは、外に小屋があって、玄関の入り口までは立ち入りが許されていたのだが、みんなの側に来たがって身悶えしていた。 だから二代目ルーは、家の中で飼うことにした。しかし、このラブラドール