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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思…
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2024年6月の記事一覧

今日おかしかった話166ー「お札の人、誰も知らない😱😅」

(タイトル写真は産経新聞から転載) アメリカに住む三女からiMessageが来た。 三女 「今度新しいお札に変わるってホント‼️」 私  「おっそ〜い😮‍💨」 オット「これまでのお札は使えなくなるから私に送って」 (笑) 私  「嘘だあ‼️」 三女 「詐欺師かいな😡」 オット「使えなくなっても知らないよ」 三女 「危機感を煽るのね😈」 二女 「で、誰になるの?」 私  「君たちの知らない人」 二女 「みんな男?」 私  「1人は女。津田梅子。津田塾大

今日ときめいた言葉161ー「男だらけ 東大の未来に危機感」

(2024年6月11 日付 朝日新聞 東大副学長・グローバル教育センター長 矢口祐人氏の言葉) 東大は男だらけ。男女比は20年ほど8:2の状態。気がつけば構内の銅像は全て男性、犬の像もオスだったとか。教員も男性ばかり。出身校は大都市圏の私学。学生の98%は日本国籍。高学歴の両親でそこそこ恵まれた家庭出身。極めて同質性の高い大学。 気がつくのが遅すぎます‼️ アメリカの大学では少なくても20年以上前の時点ですでに「金持ちの白人だけの大学というレッテルが張られないように」と

今日ときめいた映画159ー黒澤監督作品「生きる」を見る

(タイトル写真はU-NEXTからの転載) 昭和27年制作の映画である。もちろん白黒映画で、薄暗い市役所の一室で働く一人の男の話である。この作品を見ようと思ったきっかけは、この映画のリメイク版が英国で作られ(タイトル“Living”)、脚本を書いたのがイシグロカズオであることに興味を持ったからである。作品についてのインタビューで、彼は自分の脚本をオリジナルから少し変更したと語っていたのでまずはオリジナルを見てみようと思ったのだ。 日本生まれで英国育ちのイシグロカズオは日本の

今日ときめいた言葉158ー「父と娘の距離・いい関係が築けていますか?」

2024年6月8日付朝日新聞「サザエさんをさがして」から。 「心理学的には、親子関係の中で『父と娘』が最も心理的距離が遠い」のだそうだ。 このムービーを見て胸キュンしたお父さんはきっと多いに違いない。 我が家の3人娘とオットとの関係は、何十年も見てきたからどちらの思いも想像がつく。うちのオットは典型的な昭和の男ではないので(私の最も嫌いなあのタイプではない。自分の父親のような男は絶対に選ばないと決めていたし、そもそも好きにはならないから)、よその父娘関係よりは距離がずっ

今日ときめいたこと157ー2024年6月5日の尾瀬を歩く

出かける日はいつも突然やってくる。今回も「明日行こう」となって、バタバタと山小屋を予約する。今年は東電小屋が取れず尾瀬ロッジ。 今年は雪が少なかったそうで水芭蕉の開花が早まり、ピークが終わっていた。尾瀬はその年の天候や運に左右されるとつくづく思う。 上3枚の写真はいずれも同じ場所から撮影したもの。年によってこんなにも違う。 だが尾瀬の魅力は水芭蕉ばかりではない。なんといっても広大な湿原である。

今日ときめいたこと156ーしばし戦前にタイムスリップ

この名前を見てピンときた人は日本史が好きな人だろう。 この人、大日本帝国陸軍大将 山下泰文(やましたともゆき)。「マレーの虎」などと言われたが、BC級戦犯でフィリピンで処刑されている。 散歩をしていて偶然この人のお墓に出くわした。場所は多摩霊園。東郷平八郎や山本五十六などの軍人はじめ作家、政治家、経済人、俳優などの著名人や東京大空襲で亡くなった引き取り手のいない人々の墓があることは確認して知っていたが、また一つ新しい発見をした。 我が家は多摩霊園に近く、ジョッギングや散歩

今日ときめいた映画155ー「今朝の秋」 (生誕120年 ドラマで観る笠智衆)を見る

(写真はNHKから転載) 既出の「ながらえば」に続く笠智衆作品である。 今作品の人物像も前作とあまり変わらないと私には思えた。寡黙で一徹で頑固だけれどどこか親しみがある人物。映像の中にいるだけで絵になる存在である。演技なのか自然体なのか、でも穏やかな眼差しが一瞬鋭く光る瞬間がある。いい味を醸し出している。 この人「明治生まれの男が泣くことはめったにない」と言って、どんな監督のもとでも映像の中で泣くことを拒否したそうだが、「冬構え」という映画の中で自殺に失敗して泣くシーン

今日ときめいた一冊154ー「人はどう死ぬのか」

この本を書いたのはお医者様です。外科医であり、終末期医療に取り組んだ後、外務省の医務官となってサウジアラビア、オーストリア、パプアニューギニアの日本大使館で勤務されました。その後高齢者医療に携わり在宅医療の現場で長年勤務した方です。そこで経験した高齢者の実態や在宅での看取り、最期の迎え方について書いています(講談社現代新書 「人はどう死ぬか」久坂部羊) この本を読んだ時、死というものをもっと実感を持って認識しなければならないと思いました。 人は人生で人の死に立ち会うのはせ