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ノーススターメトリックの求め方

1 | ノーススターメトリックについて

ノーススターメトリック - North Star Metric (NSM) は、ビジネス成長を求める指標設計のフレームワークで、著名なグロース企業で積極的に採用されています。

近年その有効性が再認識され、より多くの企業で採用され始めました。Amplitude でも世界中で50 回以上のワークショップを実施してます。

ここでは、Amplitude がワークショップで案内している NSM 設計手法をご案内します。

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2 |  今までの指標設計

指標設計の多くは KGI を設定し、それに伴い KPI を設計して「KPI ツリー」を作成しています。KGI/KPI は以下を示しています。

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企業の多くの KGI は「売り上げ」といえます。その際の KPI の多くは以下のように設計されてます。

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ただし、この KPI 設計には、ユーザーの「プロダクト体験」の評価が考慮されていないといった課題があります。

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3 |  NSM の位置付け

NSM の大きな目的は事業評価に意味のある KPI を求める事です。NSM の位置付けとして以下のように考えられます。

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4 |  NSM 設計手順

[ステップ 1]  
NSM を構成する3要素と自身のサービスを照らし合わせます。

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[ステップ 2]
自身のサービスがどのプロダクト種別に分類するか確認します。Amplitdue が顧客の 12,000 社以上で分類をした所、どのプロダクトも「時間」「トランザクション数」「タスク数」のいずれかに分類する事が確認できました。

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[ステップ 3]
NSM を仮決めします。[ステップ 1]でご案内した3要素が含まれている事をご確認ください。

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[ステップ 4]
KPI を求めます。KPI を求める際は、「広がり」「深さ」「頻度」「効率」で設計します。

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5 |  NSM 例 - Spotify

Amplitude のワークショップでは、事例として皆さんが良くご存知の Spotify で NSM を設計してます。以下は Amplitude が考える Spotify の NSM です。

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6 |  NSM の効果

■ NSM はビジネス成長に向けたグロース運用として利用できるKPIを設計されるだけではなく、以下に示すような組織に向けた良い効果が確認されています。その為、多くの企業で積極的に採用されるようになりました。

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7 | まとめ

NSM は効果が実証された「ビジネス成長を求める」指標設計のフレームワークです。なお、Amplitude は NSM を設計する為に必要な先行指標を統計的に求めたり、求めた NSM を指標としてダッシュボードを構築できるように設計されています。

月間 1,000 万イベントまでは無料でご利用頂けますので、ご活用のご検討頂けますと幸いです。


8 |  NSM ハンドブック

ここで紹介しました NSM の詳細を100ページに渡りご案内しています。無料で DL できます。是非ご参考にされてくだっさい。

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9 |  Amplitude ご案内

Amplitude は NSM に向けに設計された分析基盤です。2分動画で Amplitude をご案内しています。よろしければご覧ください。

Amplitude による分析動画を閲覧してみる


10 | Amplitude 無料版の導入について

Amplitude は月間 1,000 万イベントまで無料でお使い頂けます。ファネル分析 | LTV 分析 | リテンション分析 | アクティブユーザー分析等、グロースに必要な分析を行う事ができます。

Twitter, dropbox, Microsoft, Hubspot 等で利用されている分析ツールをご自身のプロダクトでもお試しください。


お問い合わせ : tokyo@amplitude.com