死にたくない恋
今までの恋愛は何だったのだろうとなる恋
想うと心があたたかくなる恋
だめなところも包み込みたくなる恋
自分の過去を、誰にも言っていない過去を話したくなる恋
会っていなくても繋がっている恋
今までがあるからよりこの恋の奇跡を感じられ
自分の歩みを確かなものにさせ
幸せを抱いて歳を重ねてゆける
もし明日、あなたが急にいなくなってしまったとしたら
あまりにも幸せすぎた日々を夢と勘違いして
受け入れられてしまうんだろうか
全ての出会いの意味を問うとき
この出会いは確実に、私の核の一部となっているのだから
咀嚼して
咀嚼して
どうにかこの夢見心地を私の構成にして
きっと忘れることなんて不可能にしてしまうのだろう
どうしてあなたはそんなに優しく微笑むの
下がりすぎて無くなってしまいそうな瞳も
小さな小指の爪も
癖毛も
きっと、私は愛している
私はまだ、死にたくない
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