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Xデザイン学校#5 9/14

顧客の評価とは何か今回の講義でとてもショックだったのは、世の中には褒められるけれど 金にはならない仕事があるということ。 ビジネスを考える時には、顧客が欲しているものニーズがあるものを考えるが、 それは顧客に「すごいね。ありがとう。」と言ってもらうことではなく、 金を払ってでも欲しい、もしくは払わざるを得ないと思うわせることなのだと。 往々にして、顧客はやりたいこと(これが実現したらすごい)ではなく、 やりたくはないがやらざるを得ないこと(やってないことがバレたら世間から た

    • Xデザイン学校#4 8/17

      思考は作業日本人はハイコンテクストで、外化する習慣がないらしい。 ハイコンテクストな表現の美しさとか、それを解釈する喜びのような感情があって、 それがある種の排他性と独自の文化を持つ学校現場で働くおもしろさでもあるのだが、 自分が普段何を見て、何を考えているのか一度できるだけローコンテクストにしてみようと思う。 起きていることを記録することそのものが業務の一部という 特異な環境ではあるが、エスノグラフィーの知見を生かして インサイトを得られるようになりたい。 例えば、授業観

      • Xデザイン学校#3 7/21

        経験と観察何か新しいことを発想する時に知識や経験に基づいて考える。 講座では知識の収納庫という言葉を知ったが、何を課題と捉えるか、何を目指すべき姿と考えるかは自分の中にあるものに依存する。 一度スタッフの育成のために同じ場面を観察してそこから振り返りを行なったのだが、あまりうまくいかなかった。確かに同じ場にはいたはずなのに、「そんなことあったっけ?」「あの発言はそういうことだったんですか」という何が起きていたのかについての確認作業に時間がかかった。W型問題解決モデルでいうと

        • Xデザイン学校#2 6/15

          エスノグラフィー今もっとも興味がある内容かもしれない。 私自身はデザインと名のつく仕事をしていないが、 上から降ってくるあるべき姿と、現場の切羽詰まった課題と、 その中で何とかかんとか工夫しているがうまくはいっていない組織に対して、 いろいろな立場の人の話を聞き・問い、観察することを通して どう関係を整えるか、何を効果として価値づけるのかのあたりをつけ、 進言する役割を担っている。 この仕事の特徴は、顧客先に「いる」ことだ。 もちろん業務として「する」仕事もあるが、一定時間

        Xデザイン学校#5 9/14