あんぱん

おおさか、あきた、おおいた、スウェーデン。おいしいパンになりたい。

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最近の記事

オセロ

小学生の時、祖父とよくオセロで遊んでいた。 囲碁が大好き、ボードゲーム好きな祖父は、もちろんオセロも強かったのに、なぜか私が勝った記憶しかない。(祖父は一人孫の私にめっぽう甘い。) 家庭の方針で、ゲーム機を持っていなかった私ができるゲームといえば、オセロや将棋ぐらいしかなく…. それをひたすらにやっていた記憶がある。 ルールが単純で、小学生の私にも分かりやすく、一度四隅のどれかを取ったら、瞬く間に相手の駒を自分の色にできる。文字通り「白黒」はっきりしていて、勝敗もつく。

    • みちあふれる

      私はたぶんひたすらに何かを継続することが一番向いていない。 だから前回のnoteを書いてからかなりの月日が経ってしまった。 スウェーデンもそのころと比べると、だいぶん明るくなってきた。だってタイトルに、曇り空って書いていたから。私の心を象徴するようなタイトルだった。 (といっても昨日なぜかまた雪が積もったが) 前回書いたときは、まだ留学に来て3か月。あまちゃんのブログだった。 まだまだ「何かを得られていない」自分にしっかりお手本のように焦っているとき。 肩書や、何を感

      • 今日も曇り空のきたぐにより。

        高校2年生のころからずっと留学がしたかった。日本以外の場所で自分を試したかった。英語だって、本当に通用するのかをみたかった。 高校生の時はそれしか考えてなかった。若いから、若くて未熟で、 だからこそ失敗も恐れてないし、自分のことも万全だって思ってたから。 私は、こんな片田舎にいたら成長できない、そこまで思ってた。 そして、念願の留学先として選んだスウェーデンに来て3か月が経とうとしている。 早すぎる、でも最初の1か月はとても長いようにも感じた。 最初の一か月はホームシック

        • 🙉

          私はずっと、なんだか外にいると戦闘モードになる。 どこにいても、なにしてても、気づけば「うまくやらなきゃ」「頑張らなきゃ」が優先順位の一位。そうすることで、自分のポジションを見つける感じ。 なのに、元々そんなにうまくやれる方じゃないから、いつもその自分に失望する。 一発で決まるテスト、即興でやる面接、全部全部、準備しても、やっぱりまだまだ足りない。 何が足りないのかちゃんと分析しないまま、「やらなきゃ」ってじたばたしている、それがわたし。ぐるぐる走り続けるハムスターみたい

          からっぽのおなか

          去年の秋、私の時間は止まってしまった。 完全な休止ではない、止まっている中でも、静かに動いてはいる。 でも、止まってしまっているのである。 この感覚は、理解しがたいものであることもよくわかる。自分でもなにを言ってるかよく分からない。 空に流れる雲のように、動いているのか、止まっているのかよくわからないスピードでただふよふよと浮かんでいるような… ・・・よくわからん、センスのないたとえやなあ。 何が原因か、とよく尋ねられる。そんなんな、わかってたら苦労せーへんねん、とき

          からっぽのおなか