maman入院＊手術当日＊

かのんです。

つづきになります。


初めての入院生活は
不安から始まりました。


手術が3日後になっているのに
お母さんの熱が下がらないこと。


これが一番の不安でした。


坐薬を使って
一時は下がっても
また熱が出る。


これの繰り返し。


それでも幸いなことに
当日手術が可能なくらいに熱が下がり
麻酔科医のOKが出て定刻通りの手術。


しかし
今度は私自身が
手術中に何かあったらどうしよう。
と不安で不安で
病室で待つことも出来ず
院内をフラフラ。
院外をフラフラ。


大丈夫、大丈夫。
と言い聞かせ
神さまに祈っていました。


そんな私を
神さまは笑って見ていたのでしょうか？


予定時間を過ぎても
出て来ない。
出て来ない。
出て来ない。


どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。


やだやだやだ。


落ち着かない。
落ち着かない。
落ち着かない。


と病室を
無意味に片付け始めた時でした。


お母さんがお目目ぱっちりで
看護師さんとお話ししながら
戻って来ました。
酸素マスクをつけて。


あとで聞くと
術後隣のお部屋（リカバリー室）で
安静にして落ち着いてから
病室に戻って来るのだそうですね。


んもうっ
早く言ってよー。


でも無事手術も終了して
お母さんのいつもの顔を見て安心。


いよいよ明日から
リハビリとなりました。