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ファッション講座で自分と向き合い、本当に愛せる服について再考してみた

先日、noteでもファッションを語っている「自問自答ファッション通信」のあきやあさみさんが手がけるファッション講座を受けました!内容は、ファッションに関係あることないこと、いろいろ話をしたのち、一人ひとりに合ったファッションコンセプトと制服案を考えてくださるというものです。

この記事では、講座の感想や、その後に今年の秋冬のファッションの計画を立てながら思ったことを書いていきます。


1.講座を受けたきっかけ

一番最初のきっかけは、noteで見かけたことでした。

何年も前から少ない服で暮らすことに憧れを持っていた私にとって、あきやさんの「制服化スタイリスト」という肩書きは、興味を惹かれるものでした。また私は、自己分析やファッション計画を立てるのが大好き!でもあるので「自問自答」と「ファッション」の組み合わせはすごく気になりました。

「私服の制服化」とは、まるで制服のように、服の組み合わせを固定し、それを毎日、もしくは数パターン用意して、数日おきの短いサイクルで着ることです。

同じ服を短いサイクルでずっと着ること、また物を持たないミニマリストの方に制服化を実践する人が多いこともあり、制服化している人の服装はだいたい、シンプルで、ベーシック。それはそれで素敵なのだけど、私の好みの服装ではありませんでした。

少ない服で暮らしたいけど、ファッションに個性も求めたい私にとって、制服化は憧れはするけど、自分には向いてないかも、と思ってしまうものでした。

しかし、あきやさんの服を見ると、制服化しているのに、地味でなく個性的なアイテムも取り入れていて、めっちゃおしゃれ!

この人にお願いすれば、個性やファッション性と両立しながら、制服化ができるかもしれない!と思って、申し込みを決めました。

↓あきやさんの全ワードローブが載った記事がこちら。有料ですが読み応えがあり、ファッション好きな方や、制服化に興味がある方にはおすすめです。


2.講座を受けてみた

講座は対面とオンラインが選べるのですが、どちらも同じ内容とのことだったので、手持ちの服を見せながら話せるオンラインを選びました。1:1、zoomで行います。

最初に、講座の内容や考え方などの説明があり、それが終わるとインタビュー形式でいろんな質問に答えていきます。

質問は、ファッションに関係あることないこと、本当にさまざま。

よく着る服や好きな服を聞かれることもあれば、「かわいい」「かっこいい」などの言葉(数えてませんが50くらいあったと思います)について、その印象や言われてどう思うかなどを答えたり、お金の制約がなければ何をしたいか考えたり。

すごく優しい雰囲気で話を聴いてくださり、時間設定は2~3時間とのことでしたが、ジャスト3時間、たっぷり話してしまいました。

講座が終わった後1週間以内に、質問に答えた内容を資料に書き込んでまとめたものと、自分のファッションコンセプト+制服案が、一つのファッションレポートになって届きます。


3.ファッションレポートをもらって思ったこと

考えていただいたファッションコンセプトは、「絵を描くように服を着る【ファッションイラストレーター】」。

大人になってからはほとんど絵を描かなくなってしまったのですが、子供の頃は自分で服を買えない代わりに、毎日のようにかわいい服を着た女の子のイラストを描いていました。今は自分で好きな服を買えますが、ファッション好きの原点はこの子供時代にあると思っています。

ファッションのことや、子供時代のエピソードを話していたとき楽しそうだったことからこのコンセプトを思いついたとのことで、本当によく見ているんだなと思うと同時に、嬉しくなったコンセプトでした。

普通に過ごしていると忘れがちな、自分の真ん中にあるもの、原点にあるものを思い出させてくれたような気持ちです。

自分とは違う視点で見てもらうことで、新たな発見や、自分だけではたどりつかない発想が得られて面白かった!


4.私にとっての「本当に愛せる服」とは?

ファッションレポートを読んで楽しい気持ちを味わったあと、制服案を参考に、秋冬のファッションプランを作り始めました。(毎年、春夏と秋冬でそのシーズンに買う服の計画を立てるのが習慣というか、趣味になっています)

今持っている服との色や形のバランスも考えながら、今シーズンどんな服を買い、どの服を手放すのか、全てをざっくり絵に描いて決めています。

買い足す物は、「紺のプリーツスカート、ミモレ~マキシ丈、1年中使えそうな生地で、価格は2万円以内」など、かなり詳しく条件を設定し、それに合うものを探しに買い物に出かけます。

・・・という感じで服を買うので、今ではファッションアイテムを買う際に失敗することはほとんどないのですが・・・。

その中でもすごく好きで、着ていてうきうきするし、何年たっても飽きないものもあれば、そうでもなく「まあ、普通に好き」なものもあったりする。


ファッション講座を受けたあと、「すごく好きな服と普通に好きな服の差ってなんだろう?」「5年、10年愛せる服ってなんだろう?」とあらためて自問自答してみました。

すごく好きな服を買った時のことを思い出すと、ひとめぼれ級に気に入って、計画外だったり予算オーバーだったりしても、心から離れず、思い切って買っちゃった!ということが多い。

ファッションの計画を立てることは、失敗しない服選びをする上では大事。でも、本当に好きで満足できる服を選ぶためには、自分の計画や想定を超えて、直感的にこれだと思えるような服に出会うことが大切なのだと気づきました。(そして直感的に良かった服って、実際試着してみてもやっぱりいいんですよね。笑)

直感的にいいと思える服ってなかなか出会えないので、そこを妥協せず服を買うことにすると、なかなか買えるものは見つかりそうにありません。

それでも、着ていてうきうきして出かけたくなるような、本当に愛せる服だけを買おうと決めたので、そこを大切にしながら、これからもファッションを楽しみ続けたいと思っています。

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