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自分語りを聞きたすぎて、イベントやることにしました

2024年9月23日(月・祝)、「あい会」改めイベント「聞いて話して!私だけの物語」を開催します。
いきなりですが、ざっくりした内容は以下のとおりです。

レアな経験や、ものすごい苦労をしているわけではない平凡な「私」が、これまで生きてきた道のり、そこから形づくられた価値観を「私だけの物語」として語ります。
そのあとは、ワークを通して参加者一人ひとりがこれまでの道のりを振り返り、「伏線エピソード」をひとつ決めてみんなの前でシェアしていただきます。

イベント告知画像より

このイベントを開催してみたいと思ったきっかけは、自問自答ガールズのゆとりさんが旅を切り口にご自身の経験を語る「ゆとり会」に参加したこと。
それが去年のことで、半年以上の月日を経てようやく実行に移すことができました。

私は人の動機、信念について知るのが大好きで、「なぜ、それをしようと思ったのか」をつい質問したくなるし、いくらでも話を聴きたくなります。
一見「普通の人」であっても、実は一人ひとりがとっても面白い人生を歩んでいるはずと信じています。

だからこそまずは自己開示をしてみて、それを聞いてくださった方が「私も話してみようかな」と思えたなら嬉しい。
そしてぜひ皆さんの話、聞かせてほしい……! と思っています。

イベントのターゲットは自問自答ガールズです。
noteで人となりを知っているし、オフ会で実際にお会いしたことがある人もいらっしゃるから、安心感があります。
そして何よりも、特に名を成しているわけでもない一般人の話に興味を持ってもらえることなどない世の中で、自問自答ファッションの界隈なら自分語りをしても受け入れられる雰囲気ができていると思ったからです。

このイベントに少しでも興味を持ってもらえたらと思い、当日どんなことを話したいのか、これまで私がどのような道のりをたどってきたのかを書いてみました。
具体的なエピソードや、そこで何を思ったのかについてはかなりパーソナルな話になるので、ここでは書かずに当日お話しできたらと思います。
この記事で語ることはあらすじ的なものと捉えていただけると幸いです。

ここまでのあらすじ、的なもの

今の私にとって大事な動詞ってなんだろう、と考えたときに浮かんだのが「決める」でした。
何気なく選んだこと、真剣に決めたこと、一つ一つの決断がまさに「伏線」となり、その積み重ねが今の自分をつくっている。
今につながる自分の価値観が形成されたり、今に至るまで貫かれている価値観が表れたりしているのが、「決断」。
だから自分の決断を軸に話してみたいと思いました。

今でこそそんなことが言えているけど、私は元々、決めることがすごく苦手でした。

親の期待に応えようとした10代まで

10代までは、親の期待に応えなきゃと思って、親の言うことを素直に聞いて生きてきました。
親とはつまり、母親のこと。
私が子供の頃は普通のことだったと思いますが、父親は子育てに直接的に関わることが少なく、直接的に面倒を見てくれて、良くも悪くも口を出してくるのは母親でした。

特に深く考えることなく親が「ここいいんじゃない?」と言った高校に入った。
大学はつぶしがききそうな学部で、自分の成績で入れるできるだけ偏差値の高い(社会的評価の高い)学校を選んだ。
そして親が「あいちゃんにはいいと思う」と言っていた社会的信用が高い業種の、ネームバリューがある会社に就職した。

高校の進路学習で将来何になりたいか聞かれても、大学で就活の時期になり、自己分析や企業研究をしろと言われても、自分が何をしたいか、どうなりたいのかさっぱり分からなかった。
遠慮して言えないのではなく、そもそも自分の気持ちが分からなかったのです。

迷走の20代

就職を機に上京し、東京での人生初の一人暮らしが始まった。
関西出身の私は、4回生の4月頃に突然「東京も面白そうかも」と思ったことと、最初に内定をもらったのが東京の会社だったという、軽い気持ちで上京を決めました。

社会的信用が高い業種のネームバリューがある会社に就職したのはよかったものの、いざ社会人になってみると、理想と現実のギャップが大きかったです。
とはいえ人間関係に恵まれた職場に異動できたこともあり、本気で転職するほどの勇気もなく、仕事への不満を別のことで穴埋めしていました。
あちこち旅行に行ってみたり、資格の勉強や新しい趣味を始めてみようとしたり。
あれこれやってはみるが一過性で終わる、なんてことを繰り返していました。

就活の時期にはさっぱりだった自己分析にものめりこみました。
エニアグラム、ストレングスファインダー、MBTI(本家ではなく無料診断の方)などの性格診断を受けた。
パーソナルカラーや骨格診断も、流行するちょっと前くらいの時期にプロ診断を受けた。
迷走はしていたけど、自分にとことん向き合い、自分自身を客観的に見られるようになった時期だったと思います。

また、20代前半~半ばくらいは精神的に親から自立していく時期でもありました。
10代の頃はっきりとした反抗期がなかった分、20代でそれが来た。
やりたいことが明確でそれを順調に叶えていくように見えた妹のことを嬉しそうに話す母の様子を見て、私に理想を押し付けてきたのとあまりに違うな!? と腹を立てていた。
とはいえその時期を乗り越えた今では母に感謝しているし、親子関係も良好だと思っています。
姉妹関係も良好で、妹はずっと親友のような存在です。

いろんなことにモヤモヤして、他人をうらやましく思って、でもそれなりに楽しいこともありつつ過ごしていた。
チャレンジすることへの抵抗感が薄れ、自分の意思を自覚できるようになったのも、この時期があったからこそだと思います。

転機、そして現在へ

親からは精神的な自立を果たしつつも、まだ迷走真っただ中だった私にとって、大きな転機となったのは2019年、29歳になる歳のことでした。

とある出来事をきっかけに、自分が誰が言ったのかもわからない「あるべき」に縛られていたこと、口には出さなかったが他人にも「あるべき」を押し付けて、勝手にイラついたり嫉妬したりしていたことに気づいた。
そして「自分を変えたい」と強く願った。

そう思っていた矢先に一般人100人が100日間で作り上げるミュージカルに出会い、まさに自分の価値観が変わる体験をした。

そこからの展開は早かった。

ミュージカルの本番を終えて、自分の得意な方法で表現することを続けたいと思いnoteを始めたら、自問自答ファッションに出会うことができた。
自分が内心では経験してみたいと思っていた部署にチャレンジしたら、想像以上にたくさんの面白い経験ができた。
そして9年ほど勤めた会社を辞めて転職を果たした。

転職をして気づいたのは、これまでの私はいつも誰かの目を気にして、体力・気力を消耗していたらしいということだった。
自分は体力がなく繊細な方だと思っていたが、意外とタフな人間なようだった。

今の私は割とポジティブ思考なのですが、昔からずっと楽観的だったわけではありません。
幼い頃こそこどもにありがちな万能感を持っていたけど、ある年頃からずっと人の目を気にして、ずっと何かを恐れていたように思います。
それが最も強い形で出ていたのが20代の頃だった。
そこから人を信じ、自分の気持ちに素直になる経験を重ねたことで、もともと持っていたポジティブさを取り戻すことができたと思っています。

自分が何をやりたいのか、何になりたいのかは30代になって狭まってきたとはいえ、正直いまだにつかみきれてはいません。
だから早くから将来の夢が決まっている人、やりたいことが明確な人が羨ましい。
でも、今の時点でそれがなくとも自分らしい人生は創っていけるのだと信じています。

今年に入って10年以上過ごした東京を離れることになり、生活環境が大きく変わることになりました。
ここまでの人生を振り返ってみると、なんか面白そう、やってみたいという興味から、重大な決断ほど軽く下す傾向がある(ミュージカルに参加したのだけは例外)。
そこにある環境を楽しむ才能はあると思っているので、自分が選んだ道を楽しみ尽くしたいと思っています。

最後に告知です

以上、こんなことを話しつつ、みなさんの話もぜひ聞かせてください!
というのがこの会の目的です。

なんの肩書きも実績もないいち個人がやるにしては参加費が高い(2,000円)のですが、恐れ多くも大半が会場代です。
自分の好きな世界観を形にできる、おしゃれな会場でやることにこだわりました。
配布資料としてZINEを作ったり、故郷の名店のお菓子を出したりしてみたい。
年初に決めた自分のコンセプト「ようこそ、私という国へ」に相応しく、全てにおいて自分自身の世界観を表現してみなさまをお迎えしたいです。

とはいえ決して独りよがりではなく、参加してくださった方々が楽しめる会にしたい。
心理的安全性がある雰囲気を作りつつ、「みんなちがってみんないい」を感じられる会にできたらと思っています。

もし参加してくださるなら、今の自分を表現したとっておきのファッションでお越しいただけると嬉しいです。
もちろん制服が決まっていなくても、お気に入りの靴やバッグ、アクセサリーがなくても大丈夫です。
「私」と「あなた」とで国交がしたい、という気持ちでお待ちしております👑

💎開催情報💎
「聞いて話して!私だけの物語」
日時:2024年9月23日(月・祝)13:30~16:30(13:00開場)
場所:東京駅周辺エリアのレンタルスペース
定員:16名
会費:2,000円
※本イベントの参加は、SNSの投稿などから自問自答ガールズであることが確認できる方に限定させていただきます。

💎プログラム💎
13:30~14:30 私のこれまでの道のり、決断について話します
14:30~15:30 参加者それぞれがこれまでの道のりを振り返り、「伏線エピソード」をひとつ決めます
15:30~16:30 参加者一人ひとりの「伏線エピソード」を聞き合いましょう

※時間は目安です
※話す内容やワークについては作成中のため、一部の内容が変更になる可能性があります
※ワークでは一定のルールを設定し、人前で話すのが苦手な方も安心して話せるよう配慮いたします!

参加ご希望の方は、各種SNSのDMからお知らせください。

⚠️注意⚠️
本イベントの参加は、SNSの投稿などから自問自答ガールズであることが確認できる方に限定させていただきます。
これまでこのようなイベントの開催経験がなく、参加者を限定しない形で全員が安心して語り合える場をつくるには、まだ実力不足と考えているからです。
ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

三連休の最終日ですが、興味を持ってくださったならぜひ参加いただけると嬉しいです!

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