自問自答ファッション講座を受けて1年、変わったこと

自問自答ファッション講座を受けてから1年ちょっと経ちます。
ここ半年ほどnoteから離れていたのですが、久しぶりに戻ってみると、講座を受講した「自問自答ガールズ」のみなさんの体験談や後日談がたくさん増えていました。

講座を提供しているあきやさんも、ご自身のnoteで、ぜひファッション講座受講後のことを教えてくださいと発信されています。

この記事や、他の方の体験談を読んでいて、私も後日談をシェアしたい!と刺激を受けたので、講座を受けて変わったことを書くことにしました。


さて、いきなり結論から言いますと

「ワードローブは大きく変わっていない。ただ、おしゃれに妥協をしなくなった。」

です。

※今回は講座を受けてから1年間の変化について書いていますが、受講直後に思ったことは当時記事にしているので、よかったら読んでみてください!


ワードローブは大きく変わっていない

私の場合、提案していただいた制服案が手持ちの服と近かったこと、そしてコロナ禍で外出着を買う機会が減ったこともあり、この1年あまり服を買っていません。

1年間で新たに買った服の枚数は、部屋着やワンマイルウェアを除いて7枚。
以前は毎月のように服を買っていたので、自分としてはかなり買い物が減りました。

でも、1年前の手持ち服と比べて、今の服の方が満足できています。

買う服に妥協をしなくなった

自問自答ファッション講座を受ける前から、服を買う前には綿密に計画を立ててきました。

次の季節の服が店頭に並び始める頃、手持ちの服を絵にして書き出し、その中で何を手放し、何を買い足すのかを考える。
買い足す服が決まったら、イメージに合うものをネットで探し、いくつか候補を絞る。そして実際にお店に行って試着。
ネットであらかじめ見ていた服のほかに、偶然見つけた条件に合う服も試着して、実際に自分に一番合う形のシルエットの服を購入する。

計画的に服を買っていると、大きな失敗はしません。
ただ、計画通りの服を買うことにこだわりすぎて、試着したときの小さな違和感には目をつぶってしまうことがありました。
そんな服は、ワンシーズンは気に入って着られるのだけど、しばらく時間を置いて改めて着てみるとなんだか違う。
結局違和感が無視できなくなって、服の物としての寿命を全うさせることができないまま、1,2年で手放してしまっていました。

自問自答ファッション講座を受けてからは、以前よりも服の計画を緻密に立てなくなりました。

計画上欲しいと思っていた服でも、試着してみてピンとこなければ買わない選択をする。買い物に行く前は想像していなかった、もっとときめく服を見つけたらそちらを買う。
細かく決めすぎないことで、頭の中だけで考えていた時には気づかなかった、自分が着ていてうれしくなる服への感度が上がりました。

初めて服をお直しに出した

丈がちょっと長いと思っていたボトムス。季節や仕事の関係でしばらく着ない日が続いていました。
久しぶりに着てみたところ、小さな違和感が大きな違和感へと変わっていました。

以前なら、飽きてしまったからとその服を売りに出していたかもしれません。
でも、自問自答の末に購入したお気に入りの服だからこそ、お直しをして自分をよりよく見せてくれる形で長く着続けたいと思えました。

裾上げをお店で頼むと、当然ながらお金がかかります。
お金をかけてでも自分に合うようカスタマイズして着ようと決心できたのは、今までになかった変化でした。

裾上げしてもらったスカートは自分の脚が綺麗に見えるベストな丈になり、着るたびにテンションが上がります。
同じく裾上げしてもらったパンツは、甲が深い靴やぺたんこ靴と合わせても足首が見えるようになり、コーディネートの幅が広がりました。

100点コーデができたら、ワンパターンでもいいと思えた

講座を受ける前は、トップスとボトムスの組み合わせパターンは多い方がいいと思っていました。
例えば、上下5着ずつ持つとしたら、せめてトップス1着につき、ボトムス3着が合うようにはしたいと思っていたのです。

しかし、真剣に自問自答していると、合うと思っていた上下の組み合わせも、85点くらいが多いことに気づきます。
似合ってはいるけど、細かい違いが垢抜けなさにつながり、100点にはならない。

例えば、講座を受けたあとに買った、ネイビー地に花柄のスカート。
黒のブラウスを合わせるコーデが好きでよく着ています。
一方、よく似た形の白のブラウスを合わせた場合。
配色的には似合いますが、黒のトップスだとちょうどよかった甘さが過剰になる気がして、悪くはないけど好きでもない組み合わせです。

85点のコーデを量産して着回すより、100点のコーデ一つを繰り返し着ることで、気持ちの面では15点以上の差が出ると気づきました。
85点のコーデの日と100点のコーデの日では、うきうきする気持ちが違うのはもちろん、自信を持ってふるまえる度合いも変わってくるように思います。
自信がある日とない日の違いなんて、はたから見たら分からないかもしれません。
でも、100点のコーデを着て内面から自信がわき出てくれば、無意識のうちに自分や周囲の人に影響を及ぼして、物事がうまく運ぶのではと思ったりもします。

適当に組み合わせたら最高のコーデができた

急にぐっと気温が下がった日。
今年買ったニットベストの出番だと思い、それに合いそうな服をぱっと取り出して着てみました。

白のブラウス、黒のベスト、紺のプリーツスカート。
足元は黒タイツと黒のレースアップシューズ。
そしてベージュのトレンチコートを羽織りました。

それぞれのアイテムは別のタイミングで買ったもので、この組み合わせで着たのは初めて。
なのに、コーデ一式をまとめて買ったのではと思えるほどに全身がキマったのです。

一つ一つを本気で自問自答して選べば、適当に組み合わせてもおしゃれになるんだ!!と、ひとり感動していました…。
もちろん、そのコーデは制服パターン入りを果たしました。笑

おわりに

自問自答ファッション講座を受けて1年ちょっと。
ワードローブは大きく変わっていないし、あきやさんが提案してくださった制服案を取り入れていない部分もあります。
でも、自分のファッションへの満足度や愛着は確実に上がりました。

理想のワードローブを求める旅は、きっと終わりがないのだと思います。
その時々で100点に近づけるファッションを目指して、これからもおしゃれを楽しんでいきたいです。

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