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発達障害の生きづらさ

なんだか微妙な気持ちになるタイトルですが

別に不安を煽りたいわけではありません。

発達障害に対する偏見だったり、親御さんの苦悩に関して思うところがあったので

発達障害ってやっぱり生きづらいけど、別に不幸ではないよ

というお話。

私の場合はADHDですが

発達障害にも色々あって、ASDとか自閉症スペクトラムと呼ばれる人たちもいます。

ある意味で共通しているのは「社会性」の部分で

発達障害の人はいわゆる「普通の感性」ではないので

学校という環境の中ではトラブルを起こしやすい。

自分のことを思い起こしても、まあ問題児でした。

人間というのは社会性の生き物なので

人間関係において社会性は物凄く重要だったりします。

勉強が苦手、スポーツが苦手、歌が苦手、などといった理由で人から嫌われることはほぼないですが

協調するのが苦手、というのは友人関係の形成に結構大きな障害となります。

ADHDの私は、いまだに衝動性を抑えられないときがあります。

発達障害の成人の多くが小学校~高校までの間に何度か、周囲の人から顰蹙を買ったり、空気を凍らせたりしたことがあると思います。

一度はクラスでイジメられた、あるいはハミった経験があるのではないでしょうか。

基本的に、障害を持って生まれた時点で

人生ハードモードなんですよ。

共感が得られないというのは、やはりストレスです。

まあ、しんどい。

しかしですね

ちょっと月並みな言い方なんですが

ハードだから不幸とは限らないんですよね。

逆に言えばイージーだから幸福とも限らない。

イージーモードの人も、その人なりの悩みがあるはずなんです。

凄い幸せそうなあの人にも、きっと人に言えない悩みや不安があったりします。

それに、人間は難しいことを達成したときの方が幸福感が得られるわけで

人生ハードモードの方が、逆に幸福感は大きいはずなんです。

発達障害にもいろいろタイプがあったり度合いの強弱もあって

当たり前だけど1人1人性格も違えば能力も違います。

家庭環境や、学校の教師の当たりはずれもあって

そういうことが人格形成にも影響して、それぞれの自己肯定感もまちまちです。

同じ発達障害という括りでも

わりとイージーモードの人もいれば、ベリーハードモードの人もいます。

やっぱり健常児に比べると親も大変だったリ、辛いこともいっぱいあると思います。

今現在、発達障害の子供をかかえた親御さんも、将来が不安になったりすると思います。

例えばADHDやと

昨日できたことが、なぜか今日できなかったりすることもあります。

お前、昨日までできてたやん! …と思うかもしれません。

ずっと真面目に勉強して学校の成績も良かった子供が

急に勉強に飽きて学校の成績が急落することもあります。

うちの子供の将来は真っ暗だ!

なんて思う必要はありません。

なんだかんだで徐々にですが成長しますし

ぶっちゃけ、いつまでもできなかったらできなかったでいいと思うんです。

周りの子ができるのにウチの子ができない、とか気にする必要ないです。

なんて言うと無責任かもしれませんが…実際、できないものはしょうがない。

色々言うてくる人もいるかも知らんけど、気にするだけ無駄です。

人と同じことができる必要なんてないんですよ。

もちろん人と同じことができた方が、その分だけ社会生活は楽になります。

でも、誰でもできることを仕事にしても儲からないってホリエモンが言ってましたよ。

以前のエントリでも書いたんですが、「できない」は見方を変えれば才能なんです。

「できない」はチャンスだと思いましょう。

要はマインドセットです。

発達障害の本人も、発達障害の人の家族も、自分の気持ち次第で幸福度は変わります。

ダラダラ長くなっちゃったけど

しんどいことはしんどいけど

だからといって自分が不幸だなんて思う必要ないよ。

というメッセージが伝えたくて書きました。

以上です。

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