見出し画像

中学時代

中学時代はこれまた環境も変わって、前からやりたかった野球をやりたくて、書道を辞めて野球部に入りました。
文武両道の学校で、頭も良くて運動もできる。
運動はできなくても頭はずば抜けてる。 

そんな人達が集まっていて、自分は劣等感に苛まれます。

小学校の時は勉強と運動は頑張れば2位になれてたのに、勉強に関しては頑張っても下から5番目。

野球部では自分より運動能力が高い人達がうじゃうじゃいるような、努力してもしてもダメな時期でした。

この頃自分が賢ければ身の丈に合った学校を選び、
運動神経が良い人が集まる野球部、サッカー部、バスケ部のような部を選ばず、テニス部とかハンドボール部とかマイナーな部を選んでいればまた違っていたかしれません。

まあそんな劣等感の固まり、半分あきらめの境地に至った中学時代に追い討ちをかけるのは
自分が小学校時代得意だった書道や絵画で自分より上手い人がいたんですよね。
小6終了時点で5段とまあそれなりでいたのが、8段の人がいたり、中1時点で体をバリバリ鍛えてシックスパッド、マッチョの人がいたり、絵もロゴを作れる人がいたりと。(その書道8段、マッチョ、ロゴも書けてみんなに好かれるスーパーマンみたいな人も同じ野球部でレギュラーになれなく、自信を喪失していたみたいですが)

自分の得意分野すら成す術がありませんでした。
小学受験で運を使い果たしてしまったのだろうか?

もうこうなったら面白キャラになろうと、
ちょっと狂ったキャラを演じていました。

そうするとみんなが注目してくれる、喜んでくれるからです。金持ちガキ大将、インテリヤクザみたいな人にもこの人はなんか違うからバカにしたらマズいというオーラだけは何とか出せていた中学時代でしたね。

中1、中2はそれで何とか乗り切り、中3になってからはクラスのメンバーに恵まれて楽しい1年間が過ごせました。

部活では補欠、勉強も全然ダメでしたが、
まさかの告白を受けるなんてのもありました。
異性というのは本当にわかりません。そんなところ見てたのかというパターンが多い×2

苦渋を舐めてて運のゲージが溜まってたのかもしれません。 
中学時代唯一得意なものがあり、それがカラオケでした。

音楽に目覚めたのは遅く中3で、初めて買ったアルバムはB'zのアルバムでした。

それまではDEENとか小田和正とか穏やかな音楽しか聞いてなかったですが、中3になるともっと最先端でかっこいい曲を聴いてないとなと思うようになりました。

最初はB'Zの全く良さがわかりませんでしたが、
GLAY、ラルク、luna sea、x japanと一通り
メジャーなバンドを聞いていて、
その中でハマったのがラルクとSOPHIAでした。
ボーカルのルックスと声質がドストライクだったんですよね。
特にラルクはボーカルのhydeの神秘的なルックスもさる事ながら、漫画家を目指してたくらい絵が上手かったんですよね。

そこが自分も絵が好きだしリンクしていて、
ラルクの歌を毎日聞いてたらカラオケも上手くなっていて、野球部の声出しで鍛えた声量を武器に
クラスメイトとカラオケ行くといつも凄い、上手いと褒められてました。特にSOPHIAの声にめちゃ似てると評判になった時期もありました。

中学の頃はバンド組んでる人もいて、文化祭でボーカルの歌を聞いてみて、自分の方が遥かに上手いと俯瞰的に見ていて、ボーカルなら軽音部に入ればヒーローになれるかもとすらうっすら思い始めて中学時代の幕が降ります。

中学時代は勉強、運動とも劣等感の塊で絵や書道も自分より上がいると思い居場所を見失っていた時期でしたが、中3で音楽に目覚め、歌の世界に活路を見出していきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?