気が付くと同業者がコンサルになっていく話
どんな人がコンサルになっていくのか考えてみた
SNSでは本当に売れっ子なのかどうかわかりづらいので、目に見えるフォロワーの数、イイネやコメントの数、投稿の内容で推し量るしかありません。
ほとんど投稿が無くても、リアルなお得意様がついていて相当稼いでいる人もいますし、SNSやオンラインサロンだけで十分収入のある人もいます。
その逆ももちろんあります。今は複数の仕事をしている人も多いですから、何をメインにされているのかちょっと見ただけでは分からない世の中になりました。
そんな世界ですので、私は数人に絞って投稿を追いかけ、メルマガやLINEに登録するなどして情報収集をしていたのです。
元々は自分自身の勉強のためにやっていたのですが、そうやって追いかけ続けていると、ある時突然インスタの雰囲気が変わり、起業家向けのコンサルに切り替える人が多いことに気づきました。特に、ある程度フォロワーの多い人にその傾向があると思います。
起業家向けコンサルのメリット
個人を相手にするより、起業家向けの方が高単価で売れる
起業家に限定することで、投稿内容を絞れるブランディングしやすい
起業を目指す人がつまづくポイントは経験済みなのでわかりやすい
個人だとお客様の質に差がありすぎる(値切り、ドタキャンなど困った人も割といる)が、起業家だとそこまでではないし、居たらバッサリ切れる
こうやって書いていくとメリットしかないように見えますね。しかし、個人よりも見る目が厳しく結果を重要視するため、見た目や経験値などが追い付いていない人は見抜かれます。そのため、しっかりブランディングしてブレがないのは大事ですし、実績を伝える必要もあります。
個人を対象にしたビジネスの難しさ
一方、個人のお客様を相手にする場合は、経験値以外にも特に「ファン」になってもらう事が重要になります。
SNSでは共感や興味を引く投稿を続けないと、次々現れる同業者に目移りされ、忘れられていきます。フォロワー=未来のお客様でも無いのも難しいところです。
また、リアル集客の場合は物理的な距離も影響します。わたしの場合は地方で競合が少なかったこともあり、あまり集客に苦労しませんでした。何でもそうですが、人より早く始めれば新しい物好きの人も来てくれますが、二番手以降は非常に厳しいのです。
どちらが良いとは言えませんが、個人のお客様は単価を上げにくいので、たくさん働く(集客する)事が前提となります。
気がつくとみんながコンサルにシフトしていく
さて、普通に考えて「週1回しか働かずに月収7桁」を目指すなら、個人相手では難しいです。
起業家の先輩たちは、「週1回しか・・」を謳う起業塾に入って見事目標達成し、後輩たちに勧めてくるのです。だって、後輩から高額なコンサル料をいただけますから。そして成功した先輩の背中を追いかけ、後発のコンサルが増えて行くのです。
が、先にも書いた通り二番手以降は起業家向けでも同じで、茨の道が待っています。
個人のお客様とは反対に、稼ぐためならいくらでも自己投資する起業家の場合、得体の知れないにわかコンサルより、実績があって確実に学べる人から学びたいと思うでしょうしね。(年商〇億みたいな)
果たして起業家向けコンサルに転身した人のうち、3年後5年後に何人が成功しているのか楽しみです。
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