無常ということ

こんばんは。おぎーです。今日は無常について思ったことを書きます。

世の中で時間は常に流れています。あらゆる存在が生滅変化をして移り変わり、同じ状態にとどまっていることはありません。あらゆるものは、生まれ、変化し、やがて滅びます。
無常ということに関しては、いろいろな人が形而上学的な分析をしてきました。無常はペシミズム、ニヒリズム的な考え方にも通ずるところがあり、一見悲しくなってしまうところがあるような気がします。しかし、私たちが生成し、発展してきたのは無常であったから成されたことであります。

また、仮に今日という日がずっと続くとしたら、今日という日が面白味がないものであり、何も価値がなくなってしまいます。

今の時期は卒業式や人事異動などで人々の別れもある時期で、これらのことで悲しくなるのはしょうがないことだと思います。

しかし、別れがあるという前提があるからこそ、人々は今に感謝し、広い空間と時間が広がる宇宙の中で、ここで、この時に私たちが出会えたという奇跡に感謝することができます。
その時間が天国のようなものでなくても、自分と気の合わない人がいても終わりがあるからこそ感謝できるのです。

だから、私は無常であることに感謝をします。
そして無常であることに本気で感謝をして、今を一生懸命に生きていきたいと考えています。


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