【2019/06/24 素晴らしい世界〜浅野いにお先生を振り返ろうぜ!!〜】
ヘッダー通りです。
私はかれこれずっと学生時代からですかね?
浅野いにお先生の作品がめちゃくちゃ好きなんですよね。
かなり高確率でメンのヘラな感じのキャラクターが出てきたり
割とダークファンタジーな内容が多くて、読み終わるとブルーになったりヘビーになったりするんですけど
その中にかなり世相を反映させたような台詞、シーンが織り込まれてて
結構考えさせられる場面が多くて、すごい観察力だなーって思うんですよね。
「浅野いにお好きなやつメンヘラだろ。」とか言う連れを、一度張り倒したことあるくらいには好きです。
そんな浅野いにお先生の作品で、私が特に気に入ってる作品を3作品ほどピックアップして、ご紹介しようと思います!!(デデン
1.ひかりのまち(小学館 サンデーGX)
浅野先生の特に大きな連載持つ前に使ってた技法、というかSSをオムニバス形式でかつ、全ての話が一つにつながるという描き方をされた作品。
全1巻(読みやすい!!
読みやすいのは巻数だけなんだけどね!
この前のいわゆるデビュー作、「素晴らしい世界」からそうなんだけど、まあ基本考えさせられるテーマというか内容が多くて多くて!
「ひかりのまち」という名前のついた新興住宅地を舞台にしており、各話のキャラクター同士がどこかで繋がってるのがまた、たまらなく面白い。
私は第4話/HOMEでぼろぼろ泣いてました。すごく切ない、読んでる時一人でよかったわー!!!
いやー、、是非読んでください、こっから先は読んでから話しましょう!笑
2.うみべの女の子(太田出版 マンガエロティクスエフ)
この作品評価めちゃくちゃ分かれるところだと思うんですが、私はとっても好きです。
いや、なかなかここまでダーティーというか、エグい青春ドラマ描けないだろ!!!!ってくらいエロく、そして重い作品。
全2巻(大変読みやすい!!!
同じではないんだけど、愛、青春、セックス、荒廃、堕落、迷走を描いた浅野先生の代表作「おやすみプンプン」とどっちをピックアップするかで悩んだんですが、個人的に小梅ちゃん結構好きなんでこっちにしました(プンプンだと翠さんが好きです)
甘酸っぱいを少し通り越してしまってますが、キャラクターそれぞれの感情がわかるシーンというか、共感性がとても上手く描かれてるというか、たまらなく良い作品ですね。
3.浅野いにお短編集 ばけものれっちゃん/きのこたけのこ(小学館 ビッグコミックスペシャル)
3作目の紹介もまた、「零落」と二つでとても悩んだ結果なのですが、今回はこっちにしました!!
全1巻(ワンダフル読みやすい!!!!
今回は、こっちの浅野先生の久々の短編集。
「ひかりのまち」、「素晴らしい世界」のように繋がったストーリー構成でない代わりに、ひとつひとつの作品のウェイトが高まっていると感じました!!
タイトルにある「ばけものれっちゃん」は置き換えの話で、すごい考えさせられる作品だと思います。
個人的には「ふんわり男/女シリーズ」、「D」、「ひまわり」がめちゃくちゃ好きです。浅野先生の描く女の子まあ可愛いんだこれが!!
さて、今回はこの辺にしておきますか。
この浅野いにお先生の作品紹介はシリーズ化したり、一作の内容を深く掘り下げてみるのもありかもしんないな、って思える回でした!!
では、また次回何処かでお会いする事を楽しみにしてます。
グッバイ
今日の名曲
ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」
https://youtu.be/XNURRmk8YrQ
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