愛され続けるブランドをつくる!母乳育児だけではなく家族の在り方をも変えていける力を信じて
こんにちは。アモーマnote編集チームの渋谷(以下、ふみこ)です。
このnoteでは、AMOMAで働く人のインタビューを通して、AMOMAで働くということの“リアル”をお伝えしてきます。
今回は、ボーダレス・ジャパンの採用担当からAMOMAのWEBマーケティングに転職した石川えりかさん(以下、えりか)に、全くの未経験からスタートしたマーケティングという仕事の魅力についてお聞きしました。
■プロフィール■
石川えりか 2020年10月入社
2015年、ボーダレス・ジャパンに採用担当として入社。前職と合わせて約6年間採用の仕事に関わった後、事業のなかで社会問題解決に直接関わりたいと思いAMOMAへの転職を決意。WEB広告とモール(楽天市場、Amazon他)の制作と運用を担当している。
疑似体験から始まったキャリアチェンジの道
オンラインでお話をお伺いしました。
ふみこ:えりかさんはAMOMAに入る前は採用のお仕事をされてましたが、マーケティングという分野に経験があったりしたんでしょうか?
えりか:いえ、全くの未経験です。しかも私が入社した時点では前任の広告運用担当が退職してしまった後で、ほぼ手探り状態でのスタートでした。
ふみこ:そうだったんですね!私ならパニックになりそうですが、まず何から始めたんですか?
えりか:私には妊娠出産の経験がないので、まずは「ママ達の困りごとはなんなんだろう?」というところから理解していこうと思いました。「安定期ってどういうこと?」「授乳期のトラブルって?」と、一つ一つ調べる毎日でした。
ふみこ:まずはそこから!
えりか:子育て中の友達にヒアリングさせてもらったり、ママ向けアプリに出産予定日を入れて過ごしてみたり。WEB検索では「妊娠したかも」から始めて、「病院選び」とか「仕事はどうする」とか、お客様が体験しそうな順に検索をして情報を見て、皆さんの悩みに触れていった感じです。
ふみこ:結構奥まで入り込んでリサーチしていますね。
えりか:そうですね。疑似体験をすることによって、「こういうことが不安なんだろうな」とか「この時期に知りたいことはこれだろうな」ということが分かってきました。ママたちに対する言葉がけにも工夫が必要だな、ということも掴めたんじゃないかと思います。
ふみこ:『AMOMAの本気』ってまさにこれですよね。ここまでしてやっとスタートラインに立つっていう。
授乳期をサポートしたい
ふみこ:AMOMAの商品はターゲット層やサポート期間が限定されていたりしますが、マーケティングをする面白さってどんなところにありますか?
えりか:AMOMAはありがたいことに、授乳期のママ向けハーブティーというニッチな業界でトップを走ってきました。しかし、これから少子化に向かう中で、今までと同じことを続けていてはいけないという危機感を抱いています。
ふみこ:そもそものターゲットである授乳中のママ自体が今後減っていく可能性があるということですもんね。
えりか:少子化の中でもお客様とのつながりを広げていくためには、コミュニケーションの仕方やマーケティング全般を大胆にリニューアルしていかなきゃいけないと思っています。10年を迎えたブランドの中でそれが出来るのはマーケターとしてはすごく面白いポイントなんですよね。
ふみこ:確かに、第二創業期にはベンチャー期とはまた違う面白さがありますよね。具体的にはどう進めていくんですか?
えりか:「母乳が出ない」「詰まった」など悩みが顕在化している人たちに対するアプローチは十分できているんです。しかしその手前の「母乳育児について何をしていいかわからない」という人たちには、AMOMAというブランドを知ってもらえてないんです。
カスタマーチームの様子
ふみこ:あ~たしかに。授乳トラブルがなければAMOMAを知る機会はないかもしれません。
えりか:平たく言えば認知拡大なんですが、『AMOMAを知らないけれど、授乳に困っている』たくさんのママに、どうやって笑顔で授乳期を過ごしてもらうかを考えていきたいです。これから出会うであろうお客様のことを考えるととてもワクワクしてきます。母乳育児に悩んだ人はみんなAMOMAを知っている、という状態までもっていけたら面白いですね。
ふみこ:母乳育児問題って、物理的にも精神的にも根深いものがありますからね…。
えりか:すべての赤ちゃんが、生まれてきたら母乳かミルクを飲むわけで、ママ達みんなに共通する悩みなんだろうなと思います。それが産後すぐ、第一子なら人生初めて降りかかってくるから、より根深くなるんでしょうね。お客様に対してハーブティー以外のサービスも提供していきたいよね、ということはこの1年AMOMAのメンバーとも話して、共通の課題として持っているところです。
「みんなで育児に関わっていく」という選択を当たり前に
お客様の声で育つレビューの木
ふみこ:えりかさん個人として、今後AMOMAでチャレンジしていきたいことがあれば教えてください。
えりか:個人としては「お客様に愛され続けるブランドをつくれるマーケターになりたい」です。採用職をやっていたときから軸は一緒なんですが、自分が好きなものを人に好きになってもらうのってすごく気持ちいいじゃないですか。
ふみこ:ああ、分かります!
えりか:AMOMAというブランドも、ボーダレスという会社も、私は大好きです。それを知ってもらったりポジティブな感情を持ってもらうために活動するというのは、採用をやっていた時も今も変わらず自分の軸であり続けています。今はマーケターという目線で、そういったコミュニケーションをうまく作れる人になっていきたいと思っています。
ふみこ:コミュニケーションをつくる、難しそうだけどやりがいがありそうなチャレンジですね!
えりか:まずは広告という分野を極めて『授乳期=AMOMA』という認識が浸透するようにしていきたいですね。もしかしたら数か月後に「AMOMAの中に新しいブランドをつくる!」とか言ってるかもしれませんが(笑)
ふみこ:楽しみになってきました(笑)
えりか:実は仲の良い友達にヒアリングした時に、とても明るい性格のその子が「産後半年間は本当に孤独で辛かった」と言っていたんです。それを聞いて「友達にそんな思いをさせちゃってたんだ」と衝撃を受けました。「これは何とかしなきゃいけない問題だ!」と改めて思いましたね。
ふみこ:私も他人事とは思えないですね。
えりか:育児が大変な環境、共働きでやることがどんどん増えていく中で、それでも子どもを育てる選択をした人達って、とても偉大な人だと思うんです。
ふみこ:ほんとにその通り!
えりか:そういう人達が暗い未来しか見えないような状態は、絶対にあってはいけないと思います。だからこそ、ハーブティー以外のサービスを考えていくことはとても重要です。
ふみこ:えいみーさんのお話を聞いても思ったんですが、日本の企業が全てAMOMAみたいな考え方に変わったら、国民全員ハッピーになりますよね。
えりか:そのためには、ママを取り巻く家族も支えていかなきゃいけないですよね。もしかしたらジェンダーという問題にも関わってくるかもしれないですが、「みんなで育児に関わっていく」という選択を当たり前にしたいんです。母乳育児という枠を超えて、産後のママ、赤ちゃん、家族について、AMOMAだから発信できることがあるんじゃないかなと思っています。
ふみこ:AMOMAが日本を変える日がやってくる、なんだかそれが見えてきた気がします。
えりか:はい、がんばります!
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