マレーシア直行便でドラム缶1.3本分の燃料って計算、合ってんのかな?
2020年1月12日
再利用不可能なゴミ
①飛行の燃料(エアアジア:新千歳→クアラルンプール)
この情報(私でもわかる)ではジェット機は一分間にドラム缶1本の燃料(Jet A-1という灯油)を使うということで、そう思うと8時間45分のフライトでドラム間507本(10万1400リットル)燃料を使っている。新千歳とクアラルンプール便(AirCraft 333)はビジネスとエコノミー合わせて377席なので(職員については計算しなくても)一人あたりだいたいドラム缶1.344本分(268.96リットル)の燃料を使うことになる。
「この飛行機で飛べば15%も燃料が節約できる!」という触れ込みがあったので、早朝便を選ぶ。これはどういう理屈なのかがいまいちわからなかったので浅くググった。
迂回することなく目的地に到着するのに十分な燃料を積むことは重要だが、一方、必要以上に多くの燃料を積むと、その分コストがかかる。
例えば、天候や例外的に混雑した空域の場合、重い積荷がある場合や着陸するまでに旋回または空で待機する場合に備えて、パイロットは追加の燃料を積む。
燃料を多く積むかどうか慎重な選択が必要な理由は、高価になるためだ。ハイカーが食糧を多く積んだ重いリュックサックを運ぶために、より多くのエネルギーを消費するように、機体によるが、実際には使用されなかった燃料によって約5%から15%余計に燃料を消費することがわかっている。
…直行便で、必要な燃料量の試算に基づいてやってます、ということですね。あとは機種によってはメンテナンスにかかる燃料も少なくて済むということでしょうか。あるボーイング機にはドラム缶1000缶分(20万リットル)の燃料が積まれているということも聞いたので、「より多くの人のニーズにでも合わせられる」ような便ほど、たくさん燃料を積まなければいけない便もあるということを、意識したいものです。
乗客だけじゃなくて、臓器とか色々なものを運んでいるとはいえ、私は飛行機運転できるわけでも、270リットル弱の灯油の取り扱いも知らないし、そういうものを運輸するときにも相当な燃料がかかるでしょう。そこらへんもっと調べなければいけないと感じた。
しかし私は小5で学校中退なので、この手の計算にはいつでも不安がつきまとう。こちらとかこちらで詳しく優しく説明されているのに、知的体力が追いつかない。
しかし、金のないほどに、そしてグローバル・ノース国籍の持ち主でないほど、より多くの肉を食べ、より多くのLCCに乗り、環境に鞭打つ以外の選択肢がまだまだ少ないというのが現状という気がします。
今の所、私にはマレーシアに行くのにフェリーや徒歩で移動する余裕はない。
カウチサーフィンのホストしていると、よくユーラシア半島をヒッチハイクで横断してきたことを「自分がインディペンデントで冒険心に溢れた人間か」を証明できるかのように訴える人がいます。でも大抵は中産階級の白人(あるいは日本人)で西側諸国のシス男性なので、一応マイノリティ優先の我が家でなく、どこでも泊まれる人には素直にお金を使ってもらうというルールを採用しています。
色んな所にたくさん行っていても、心を開いて(自分がどこから来たかをよくよく知りながら)世界を見るというのは、彼らにとっても(私自身にとっても)難しい課題です。ふりかえれば社会活動関係で移動するときに、飛行機をたくさん使ってきました。時間や資金の都合で行けない方の代理などではありましたが、電磁波も含めて、体も心も疲れきりました。
この一連のことについて「飛び恥」とかいう、キャッチーな言葉で済ませると、ともすると環境問題について手癖や口癖のように考えるようになりそうで怖いので、少しずつ考えていきたいと思います。
②AirAsiaの機内食の容器×2と蓋(アルミ製)、ティーバッグとマドラー
ベジミール(豆腐依存症なので、やばいレベルで気分があがりました!)。しかし、コーヒーを注文してマドラーとティーバッグがついてくるとは思わなかった。機内でのプラスチック製スプーンや、ペットボトルに入ったミネラルウォーターを一言添えてお返しするだけになりました。何事も経験。
③SIMカードを固定させるプラスチック板
本当は中古のSIMカードをメルカリで入手していたというのに、登録がなぜか間に合わず、しかし宿泊先との連絡用にSIMがないとどうしようもないので、空港で新たに買う。救いといえば、店で店員さんから直接買ったために包装用のビニールや説明書などのゴミは出なかったこと。それはそれで画期的。
④プラスチックストロー
ハラルのインド料理屋に連れて行ってもらった。ストローいらないよとわざわざホストにマレー語で伝えてもらったが、出てきたココナツジュースにはストローが刺さっていた。返したんだけど、店員さんも忙しいので目に入らない様子。自分がマレー語で直接伝えられることではないので、勝手に気疲れをしたり、状況を責めたりはしないようにするのが一番。
⑤バナナの皮
宿泊先でバナナを一本食べました。たまたま華僑のコミュニティです。この地域はゴミは一緒くたで分別なしだそうです。自宅にいないと生ゴミをコンポストに出すことになります。もったいない。過去二年は友人宅や近所の人4軒分の生ゴミを回収してきたのに…とか、変なプライドが頭をもたげます。
再生可能なゴミ
特になし
ゴミにしないで済んだもの
① プラスチックスプーン
ハラルカレーだったので、手で食べました。ごちそうさまでした。
応援していただくと、そのお金でコーヒー、豆腐を買えます。