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データヲタクなコーチは最強

私は、現在バレーボールチームのスタッフとして活動しているのですが、
スタッフといっても私はアナリストという役職についています。
そこで、今回は、アナリストの本当の楽しさを教えてくれたコーチについて、書いていきたいと思います!
その前に、アナリストという職業に関して簡単に説明します!
アナリストについての詳しい情報は、また別の記事で紹介ようと思っています!✨


アナリストってどんなポジション?

最近は、どんなスポーツでも当たり前のポジションとなっていると思いますが、基本的にデータの収集、共有を行う仕事です。
それぞれのスポーツのには、専門のソフトがあり、それらを使い、データの収集を行うことがほとんどです。
そして、相手の対策、自チームの戦略などを考え、ミーティングを行うことが主なチームでの仕事となります。
試合中は、リアルタイムでデータを収集し、相手の攻撃に対応できるよう、データの共有を行います。

アナリストは、このようにデータを扱い、チームの勝利へと貢献するポジションとなります。

新しいコーチとの出会い

私は、大学生の頃から、アナリストとして活動していたのですが、当時は、ただデータを集めることしかしていませんでした。
そして、私が4年生の頃、コーチが変わり、新しいコーチがチームに入ってきました。最初は、どんな人なのだろうと、少し不安に思っていました。
しかし、その不安など一瞬で消え去るほど、そのコーチはものすごく面白くてすごい人でした。

ます、私がすごいと感じたのは、データを出すと、そのデータを瞬時に理解し、上手く使い、選手に伝えてくれるところ。
これは、コーチであるのなら普通と思うかもしれませんが、私にとってはものすごく嬉しかったです。
どんなデータであっても、コーチは扱うのが上手く、そのデータからそんなことが考えられるのか!と毎回驚かされていました。
そして、私は次第にコーチが戦略を練るため、もっとこういうデータが必要なのではないと考え、色んな視点からのデータを集めました。
今までは、データを入力して終わりだったのが、そこからデータをどのように扱うかという方向に、活動の意識が変わりました。

そして、こんなにも、活動の意識が変わったのは、コーチがデータを求めてくれたからだと思います。
今までは、指示されたことに対してのデータや、資料作りは行っていたのですが、私の意見はなかなか反映してもらえる機会がありませんでした。
しかし、そのコーチは、私の意見も含め、データを求めてきました。
そして、データや資料も型にはまらず、新しいことを提案し、その案がいいとすぐに使ってくれました。

提案したデータを使ってくれるということは、ものすごい自信となります。
そして、指摘されることもありますが、もっといいものを作りたいと私自身も思うため、そこで腹が立つなどの感情も全くありません。
むしろ、そこを直せばもっと良くなるのだと思うと、嬉しくなります。
私は、自然と自発的に行動できるようになっていました。
そこで、コーチの人使いの上手さを感じました。

アナリスト以上にデータ好きなコーチ

私が、コーチと話しているとき、すごく感じるのは、シンプルにデータが好きなんだなと感じました。
大学を卒業した後に、そのコーチを知っている方と話す機会があったのですが、その方が、「あの人はデータヲタクだよね。」と言っていました(笑)
あー、やはりそうだったんだなとすごく納得しました。

私は、ソフトを使ってデータ入力をしますが、コーチは違います。
映像は、ソフトを使ってみるのですが、アタックコースなどは、全て手で記入していました。
改めて、この人は本当にすごいなと感じました。

ヲタクに負けないために、ヲタクになる

データの扱い方だけでなく、人の使い方や、物事の考え方。
コーチからは、沢山のことを学びました。
私は、まだまだコーチの足元にも及ばないかもしれませんが、少しづつでもコーチに近づけるよう、日々勉強しかないと思っています。
そして、アナリストには、もっと多くのヲタクがいると思います。
私は、そのような人たちの発想を上回るような面白い戦略をいつか立ててみたいと思います。

そのためには、まず自分がバレーボールのヲタクにならなくてはいけない。
恐らく、好きなことに集中していたら、ヲタクになっているのかもしれません。それくらい、時間をかけて、私はこれからもバレーボールに向き合っていこうと思います。

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