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再編集 : 「両親をそれぞれ失って」シリーズ

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2018年にアメブロに書き綴った記事を再編集、加筆修正してアップしているシリーズです。本シリーズは主に私 横山亜美が2012年から2018年にかけて父と暮らしていた6年間の体験に… もっと読む
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2020年12月の記事一覧

Part4 : 【父と娘を繋ぐ存在】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

Part4 : 【父と娘を繋ぐ存在】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

2年前に私が書いていた記事を再編集してアップしていくシリーズ。

今日は私が10代後半から20代初めだったころの時代の話。

父に対して「なんとなく距離を開けていたい存在」という心理的距離感を持っていた当時の話です。

あまりにも厳しい教育や指導、正論を語るかと思いきや、突然理不尽なことを要求してくるそんな父への不信感、恐れ、不安。

自分の中で消化できない感情が渦巻いたまま、そのままイタリアへ渡

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Part3 : 【昔の父のイメージ】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

Part3 : 【昔の父のイメージ】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

2年前に私が書いていた記事を再編集してアップしていくシリーズ。

まず、
父からヴァイオリンのレッスンを受けていた時代から幼い頃から中学生の頃までの体験を通して、父のことに触れていきます。

当時の父の姿のイメージというのは
私の記憶に残っているものから表現すると

「モンスター」、という一言だったかなと思います。

なぜ、そんな印象を持つようになったかというと

それは、父のヴァイオリン教室での

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Part2 : 【横山莞五】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

Part2 : 【横山莞五】2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版

2年前に私が書いていた記事を再編集してアップしていくシリーズ。

いよいよ始まりました。

今日は以前書ききれなかったことのうちの一つで
最初に書き起こそうかなと思うものがありまして。

そもそも
「父 横山莞五」とはどういう人物だったのか。

母は演奏家でしたので、まだ情報は出回っていたかと思いますが、
父に関しての情報はなにぶん少ないかと思います。

というわけで、

彼の経歴を昔実際に使って

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新シリーズ : 2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版、はじめます

新シリーズ : 2年前に書いた「両親をそれぞれ失って」加筆修正版、はじめます

Noteへのシリーズ投稿は実に半年ぶりとなります。
皆様ご無沙汰しておりました。

この半年の間
私や私の家族の状況に、加速度的な変化がありました。

2020年は「耐え忍ぶ」年であったとすれば
2021年は「飛躍」の年になるのではないか、
そんな期待を寄せながら、

追われるように過ごしてきた日々も少し落ち着き、今は静かに年末を過ごしております。

さて、いよいよ私の姉 横山令奈が日本に帰ってき

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