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語学の道にゴールラインなし


ゴールラインはない

日本語にゴールがないのと同様にフランス語を始め外国語学習においてゴールラインはない、と私は思っています。
なので、仏検1級に合格して「やったー!これでもう終わり!」と思いきやまた次のレースが目の前に現れました。
人によっては「一人で旅行が楽しめる」
「フランス人の友達ができる」がゴールかもしれません。
そういう人はとても幸せだと思います。
私は欲張りなのでもう少し先を目指してしまいます。
日本語で言いたいことと同じレベルのことをフランス語でも言いたい、と。

語学学習においてゼロ1は簡単で、勉強すればするほどぐんぐん伸びる楽しい時期です。
新しいことを学ぶのは何にも代えがたい喜びなので、この時期に一気に上達される方も多いと思います。

ところが?

ところがある時点から全く上達が感じられなくなる時が来ます。
おかしいなー、今までとんとん拍子できたのになんでだろう、と思う時が。特に英語などで外国語学習のコツを掴んでいる人で仏検2級くらいから受け始める優秀な方はよくこのパターンに陥ります。

でも伸び悩む時期が来る、というのは実は初級者のレベルを超えて中級者のレベルになった証拠でもあります。

初心者がゼロから3になるよりも、中級者が5から5.5になる方がずっと難しい。
仏検1級レベルを10とした場合、ここから0.1伸ばすのは至難の業です。

まず現状のレベルを維持するためにも勉強しなければならず、その上伸ばすとなると、現状維持にプラスして努力する必要があるからです。

語学学習というのは上級者になればなるほど止められない辛い道のりになっていくものかもしれません。

通訳学校に通う

私が通っていた通訳学校の先生は日本語が堪能なベルギー人の方で、「あなたたちのフランス語学習はjusqu’à la mortです。」とよく言っていました。

私は1級に合格した後も2年間くらいは通訳学校に通い、今もアミティエのネイティブ講師のレッスンや他の教室のレッスンを受けたりもします。

ネイティブ講師とのプライベートレッスンでは漠然と会話のレッスンをするわけではなく、ある目的を持って習っています。
例えば、私にとって今年は「アウトプット強化年」ですので、日本語のニュースを見ながらサイトラ(サイト・トランスレーション=日本語を見ながらフランス語に訳していく)をしています。
ネイティブ講師には私のフランス語を聞きながら不自然な箇所をメモしておいてもらい、言い終わった後にフィードバックしてもらいます。

こんなことを書くと初心者の方は気が遠くなるかもしれませんね….。

もちろん中にはほぼバイリンガル状態で何もしなくても現状を維持できる方もおられると思います。

私の場合はまだまだ伸びしろがあると思っているので、止まることができません。

えっ?しんどそう?

楽しくて仕方がない

実はこれが楽しくて仕方がないのです(笑)

フランス語を続けることは、私にとって上りエスカレーターに乗っている状態です。

受講生の方に「お休みはないんですか?」とか「お休みは何をしていますか?」と聞かれることがありますが、フランス語は好きなことなので休みの日もしています。

「すごいですね」とか「えらいですね」と言われますが、おそらく漫画やゲーム好きな人がはまっているのと同じ感覚だと思います。

自分が成長し続けていることが楽しいという点では、ゲームも語学も一緒かもしれません(笑)

途中下車ができないフランス語の上りエスカレーター。
幸か不幸か乗ってしまった私。。。

でもこのエスカレーターから見える景色は絶景です。

私と一緒に乗りたい人、いつでも歓迎です。


アミティエ外国語教室には3つの柱があります。

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