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NN/25夕、26、27は東京町屋(^^)
2020年8月23日 00:49
堀家突然大姫様がお見えになった。藤内光澄に会いたいというのだ。藤内光澄といえば、他ならぬ義高殿を、直接手を下して討ち取った者だ。最期が聞きたいのだ。ぜひ会わせて欲しい。いとけない姫の切実さ漂うおっしゃりように絆され、私は藤内を呼びにやらせた。藤内は若いに似ず、脂ぎった中年のような雰囲気の男で、姫の前にかしづいても、贅(あま)り肉が小山のようで、俊敏だったであろう木曽若様をどう
2020年8月23日 00:44
六日(むゆか)の恋とと様は、どうあってもにいさまを殺すという。なぜじゃ。妾をにいさまに引き合わせたとき、とと様はこうおっしゃった。きょうからそなたはこの義高の嫁じゃ。仲よう暮らすのじゃぞ。そしてにいさまはうちにいるあいだ、たった一つのあやまちも起こしていない。なのに殺すなんて間違ってる。にいさまは、いい人なのに。大人のつごうが変わっただけ。そんなの、にいさまに関係ないでは
2020年8月23日 00:39
変化寿永二年(1183年)夏から秋は、何やらとても慌ただしかった。父上が幾度も平氏に勝ち、最後は平氏を追い出して、京都の警護者になったのだ。人質の立場が逆転するかもな。?おまえでなく、大様のご家族ご一同がおまえの逆人質。ありえるかー、それ?このまま勝ち続けたらありえるって。うはー。そんな世情なら、頼朝の家の居心地も、悪くなってもおかしくないのだが、頼朝妻殿も家中の
2020年8月23日 00:34
不思議不思議だ。大と居ても、股間は凝(しこ)らぬ。でも頼朝妻殿とか、侍女とか下女を、盗み見る時には凝るのだ。夜半に怪しい夢見るときも、朝方それが屹立するときも、乗馬の途中も時々なる。気味が悪い。吾のそれはどうなってしまったのだ。怪しい病気なのではあるまいか?そうではない。少し年かさの重隆が、吾と幸氏に説明する。凝ったり、剥けたりすることによって、おまえらも一人前の男になる
2020年8月23日 00:30
人質まだ元服したばかりじゃないか!それでも…送らねばならぬ。奥方は承知したのか!?するわけがない。それでも…送るしかないのだ。いきなり平手が飛んだ。義仲!おまえは屑だ!言い捨てて立ち去っていった。頬はひりひりと痛い。力自慢の巴にぶたれたのだから当然ではある。室が弱かったから、巴は乳母でもあった。太郎太郎と可愛がっていた。それでも送るしかない。鎌倉組のほう
2020年8月3日 00:20
やっちゃったねえ。あ。姐さん。姐さんではないけれども。…。あんただけは人の痛みをわかると思ってたのに。これじゃてんそ全滅じゃん。…。へびいは自滅。バッファは我が道。チュッパは各々道をみつけた。雨上がり、FUJIWARAはあんなふう。あんたたちだけが残った。のに。えやないですか。それより、兄さんとはどうなったんです?どうもこうも。あんた知ってたよね。