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やりたい気持ちに、確信が持てない時は


間違ってたらどうしよう。
合ってなかったらどうしよう。

やりたいこと、好きなこと。
その道に進んで極めたいと思っているのに、頭の中で「その気持ちって本物なの?」と声がする。


やりたいとか好きとか、気持ちを数値化することはできない。

だから、確かめることが出来なくて、ふとした瞬間不安になる。

好きって言っていいほど好きなのかなとか、自分の思いは人に比べて浅いのではないかとか。


私は今、コーチングで生計を立てている。いわゆるプロである。


けれど、「コーチングについて知っている!」「コーチングがだいすき♡」という気持ちは、スクールで学んでいる時のほうが大きかった気がする。



あの時は教科書が全てで、そこに載っている情報がコーチングの全部のように感じていた。

今は、やればやる程、「コーチングとは」を語るのが難しくなっていると感じる。

対話の中身は毎回違う。セオリー通りに進むわけじゃない。


コーチングへの愛は、もちろん今でもある。
でもコーチングそのものへの愛が、コーチングを通して育むクライアントさんへの愛になった。


何にでも当てはまるけれど、始めたての方が、迷いがなかったりする。


写真家を目指した知人は、カメラの専門学校に入ってからの方が迷うことが多くなったと言った。

絵を描くのが趣味の友人は、学生時代に描いていた楽しさや、コピックを初めて買ってもらった日の楽しさを超える日は来ないかもと言っていた。


自分への不足感や、自分は浅いのでは?という不安は、広さや深さを知ったからこそ、浮かぶのかもしれない。


小学生の頃、愛川町というちょっとした田舎から、横浜に引っ越した。あの頃の私にとっては、随分遠くへの引越しだった。

友達と離れる時おんおん泣いた。友達も泣いた。


けれど大人になった今考えると、そう遠い距離でもないのだ。車で1時間かからない。

けれど、徒歩や自転車で行けるところだけで世界が作られていたあの頃には、遠く感じた。あの感覚もまた事実だったのだ。


あの頃の「遠く」は、大人になって「近く」になった。今の私は、もっと遠くがあることを知っているから。


それと同じなんだと思う。

色んな知識を得たから、世界が広がった。



仕事も、最初の方が、見える世界が狭い分確信が持てる。

でもそのうち、経験を積んで、知識を入れて、そこが世界の終点じゃないことを知る日がくる。

遠くまで行くのは準備も覚悟もいる。



そうすると、これでいいのかな、と思ってしまうのだ。


この記事で知ってほしかったのは、その迷いは、のびしろの迷いなんだってこと。

広い世界が見えるほどに、自分が成長しているのだ。


数え切れないほどある行き先が、行ってみるまで本当に自分に合っているかわからないように、精神的な行き先も同じだ。

行ってみるまで、触れてみるまで、それが本当に合っているかとか、好きだという気持ちが本物かとか、わからないのだと思う。


定住先を決めるわけじゃない。少し近づいてみて、引き返してもいい。お試しで滞在して、見極めてみてもいい。

確信が持てないのは当然なのだから、焦ることはない。行ってみて、決めればいいのだ。




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