2023年、迷子になりかけた私を救った学び
「同じやり方ではきっと、もうだめだ」。
自分の手で仕事を作ると決めて、退職。
自ら社会の歯車としての役割を手放した。
２歳の子供と、お腹の中にはベイビー（と分娩台まで続いた激重つわり）。自分の仕事を作るには、決して最高の状態とは言えない中でのスタート。そんな中でもありがたいことに、想像以上の成果があった約4年を過ごしてきました。
その間には、無数の空振りがあって、小さいヒットも大ホームランもありました。夢をかなえるためにいろんな試行錯誤をして、失敗は苦しかったけれど、それ以上に夢を実現させていくプロセスは楽しいものでした。
楽しさは何年やっても薄れなかったけれど、情熱も消えることを知らないけれど、自分が向かっている先が当初と変わってきていることには気づいていて。
多分発信の中でもそれにはちょいちょい触れていたんだけど、その正体は自分でも掴めておらず、ちょっぴり、いいとこのチョコレートくらいの奥深くに、スパイス程度に香る苦しさを感じていたのが2023年でした。
それをなんだかポロリと、仲の良い友人であるれいちゃんに相談した日に大きな展開がありました。私はもっと忙しく、もっと尖らず、もっと激しく、もっと愛のある仕事を作って行きたいんだ、と。
それまでは少し尖らせて、かなりゆるやかに、極めて少ない方達とお仕事をしていこうとしていたので、180度とまでは言わないものの、150度くらいの方向転換。
目的地が変わる、ということは、そこまで歩む手段が変わることもあります。山頂を目指していたのと、海を目指すのと、大都会を目指すのでは、交通手段も服装も荷物も変わるものです。貝殻のビキニで山を目指すわけにはいきません。
私はこれまで、あらゆる取り組みを現実的にやってきました。
今の自分と理想の自分を比較して、強みは伸ばし弱みを補い、うまくいかないことは真正面から受け止め、試行錯誤の結果はデータとして捉え……。目に見えるものを信じて、不確定なものはできるだけ参考データから排除してきたんです。
堅苦しく考えすぎていた節があったなと思い返しています。
でも、目的地が変わったことで、すごく自由になれました。
少しだけ柔らかくなった頭で、改めて「同じ母という立場」「今の私には想像もできない活躍をしている」「仕事だけじゃなく趣味も楽しんでいる」というような、女性としてこう生きたいという先輩方を見るようになりました。
そうなると学びも変わり、「多くのクライアントが結果を出している」「えげつないほど稼がせて、えげつないほど稼いでるコーチ/コンサル」の本やセミナーや動画で爆裂に勉強させていただきました。進研ゼミの漫画くらい夢中で勉強したのは久しぶりで心の底から楽しい時間を過ごしました。
そこで感じたのは、ある程度以上の結果を出して活躍されている方には、理論を大切にされている方でもポイントポイントでは目に見えない力を信じている方が多いということ。わたしが毛嫌いしてきてしまったジャンルの話を、イキイキとされているということでした。
ちょっと前の私だったら、怪しいと一蹴していたかもしれません。
壺を買わされやしないかと震えていたかもしれません。
けれど、そこはかとない「今のままじゃダメそう」「このままではゆるやかに衰退していきそう」という自分への不信感が、「これまでと同じやり方を変えたい」というドアを開ける鍵の役割を担ってくれました。
このドアを開けたことが、2023年自分によくやったと声をかけてあげたいベストアクションで！
2023年の私の運命を大きく動かした学びの一つに、今では私もセッションとして提供するほど感銘を受けた「予祝」があります。
【予祝とは】
叶えたい願いを「進行形」「過去形」で表現することによって、前祝いとして叶った時の感情を先に味わう、日本古来からある願いを現実化するためのアプローチ。
（例）私は本を出版して、自分の本が書店の本棚に並んでいるのを見ました。信じられないくらい気持ちと、自分の活動が報われたようなうれしい気持ちです。
いますぐ詳しく知りたい方は予祝おねえさんことまゆなさんのセミナーのアーカイブがわかりやすいかもしれません（私の予祝の学びは全てまゆなさんが師匠）↓
春には本も出版されるそうなのでそちらでもいいと思うわ♡
初めてこの予祝という言葉を聞いた時には、流石にまゆなさんに壺を売りつけられることはないだろうけど少しスピリチュアル寄りなのかな？と構えてしまった部分もあるのですが、予祝の効果や仕組みはかなり科学的にも説明できるのが、初心者の私にもやさしいものでした。
憧れる人の、好きな世界。
何をどう斜に構えようとしてみても、結局はこれに尽きます。私の好きな、私よりすごい人が信じてる世界なのだから、学び実践する価値はあるすぎるほどあるなと思ったんです。
予祝のワークショップに参加させてもらって、他の参加者さんの予祝を聞き、予祝のセミナーに参加させてもらって、仕組みや文化や歴史を学び。自分でもノートに書き出し。そういえば……と引っ張り出してきたノートには予祝に近いことをしていた自分に気がつき（しかもほとんど叶っていた）。
現実的にばかり、叶ってないことにばかり、視線を合わせて戦略を立ててきた私には本当に新しいことだらけのアプローチ。使ってない脳みその筋肉を使っているのが気持ちよく爽快でした。パワー！ヤー！
ワークショップ前に自分で書いたノートの内容も、ワークショップで出した願いも、今にばかりフォーカスを当てていたら見つからなかった自分の願いだったのも新鮮で。しかも、知らんうちになぜか叶っていくという。
ピアノを買ってもらった時のような、カメラを買った時のような、iPadを買った時みたいな、そんなワクワクがありました。使える武器が、もっと楽しくなる道具が、手元にきた時の高揚感。
これはいい、と実践してみて肌で感じ、気がつけば自分もクライアントさんに提供するようにまで。私のこれまでのコーチングでは扱えなかった願いやアプローチが増えて、仕事もますます楽しくなっていて。
実際にクライアントさんからの評判もすごくいい（願ったことが前倒しで叶ってるとか、これまでに出てなかった願いに気がついて自分にとって大切な思いを自分で知れたとか、思った以上の結果で叶ってるとか！うれしい）。
クライアントさんとの予祝はラジオでも聴けるわよ↓
成功が小さなものでも大きなものでも、「成功した」という事実が同じ方法を選ぶコマンドを強くするなぁ、と思います。だからこそいいことも、縛られてしまうこともあって。もっともっと、私たちは自由で柔軟でいいのに。
私は無意識にこれまでのやり方で、これまで掲げていた目的地を目指さねばならないのだと縛られてしまっていました。自分で自分を……非常に不毛である……
柔軟でいいだなんて、コーチである私には痛いほどわかっているはずのことでした。
これを読んでくださっている方にとって、夢を叶えていく新しいアプローチがコーチングだろうとコンサルだろうと予祝だろうと、手段はぶっちゃけなんでもいいんです。本気で願ったことが、いい形で叶えばきっとそれでいい。複数使っても、混ぜても（実際に私は全て混ぜてる）いいのだしね！
でも、自分が買い手になった経験として、新しいことを学ぶハードルは知っています。コーチをつけるのも、スクールに入るのも勇気がいる。
その中では、予祝というアプローチは入門するハードルが高すぎないのもいいなと感じています。最低限、自分とノートがあればできちゃう。複数人でやる方が楽しいけど、一人でも楽しいし。
ちょっとやってみっか〜！で挑戦できるから、やってみて体感してほしいなって思います。だから、もっとこの予祝という手法が、流行ってほしいって思っています。
去年の私のように、不幸ではないんだけど「もっと幸せになれる気がする」とか、「気がついたら向かっていた先と願いがずれて苦しくなってきた」方は、もしかしたら予祝というアプローチを使うことで変化があるかもしれません。
あとは個人的に、願いを持たなくなっちゃったな〜って方とか、現実的には戦略を立てられるけどそれだと視野が狭くなっちゃうんだよな〜って方なんかにもおすすめしたいです！
そしてその予祝に触れられる機会が、2024年はたくさんありそうです。予祝の師匠であるまゆなさんの「予祝本」が春には出版になりますし、もうすぐ予祝のクラウドファンディングも始まるみたいで。クラファンの方は、私も画像担当としてすこーーーしだけお手伝いさせてもらいました！
https://camp-fire.jp/projects/view/721809
ページ見てもらえるとわかると思うのですが、リターンはどれかしら自分にぴったりのが見つかるような幅広いものになっているし、大体が夏にあるイベントの参加券つき。お手伝いでリターンの画像を作りながら、まゆなさん損してない？と心配になったラインナップです。つまり、私たちが得しすぎちゃいそうだってことです。
公開前ですがぜひチェックをば……！そしてひとまずクラファンページをポチッとお気に入り登録してくださるとうれしいです。2024年は、みんなで夢をどんどん叶えていこうね。
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