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自分の人生とビジネスをつくるために

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#コーチ

「強み」の落とし穴

強みがないと売れない。 それって、どういうことだろう。 それって、本当だろうか。 「差別化するには自分だけの強みを!」というような言葉は、個人でビジネスをしようとしているとそこそこな頻度で聞く。 これから仕事を自分で売っていきたい方や、今の仕事をもっと伸ばしていきたい人に、今日は強みについての話を一緒に考えていただけたらな、と思っている。 なんのための、強みなのか 6年くらい前の私は、これからインターネットという大海原でどう自分を売っていこうか脳みそに汗をダラダラ

お金じゃなく、「自分への期待」を支払ってもらっている

私はクライアントさんから、お金ではなく期待をお支払いいただいている。そう考えています。 私は、数年前まで、古びた汚い営業所へ2時間かけてせっせと通い、それでも手取りが15万円を切る事務員でした。 今は、セッションという無形のものに、少なくないお金を支払っていただいています。 もちろん仕事をしているのは、食べていくためです。夫との関係は良好ですが、頭の中にはいつもひとりで子供たちを幸せに育てられるか?という大きなテーマを抱えています。 だから、コーチング(というか、対話

興味をひくには、『弱み』を昇華した距離感がカギ

『意外性』は人を惹きつける。 私は事務員からコーチ起業したのだけど、それを当初はコンプレックスに感じていました。 周りはコーチらしいコーチばかり。 素晴らしい経歴に、人を支える職歴に、見るからに穏やかな人柄。いいなぁ、と思っていました。 けれど、この、一見関係ない仕事からの転身には、たくさんの『声』をいただくことになりました。想像もしていなかったことです。 事務員からコーチ。 子供を抱えての起業。 『よわよわ』だからこその活躍。 そういう意外性に、おもしろみを感じ

まず、「この人となら絶対に大丈夫!」という状況をつくる

「せっかくだから、やりたいです」 今日は夕方からセッションだった。 私はコーチだ。 本人が望む方向を探すお手伝いや、定まったあとのサポートはするけれど、無理やりなにかをさせたり、やめさせたり、そういう仕事ではない。 今日セッションをしたクライアントさんは、もうすぐ一年が経ち契約期間がおわる。 最初は発信からの仕事を構築するつもりで来てくださったけれど、抱えている苦しさから解放されるほうが先だった。 生い立ちや環境などを変えることに、一緒に全力を尽くすことになった。

「とにかくひと契約が欲しい」なら、今の自分でも売れるサービスを

今、貢献できる人は誰だろうか。 今、売れるサービスはなんだろうか。 以前記事でも書いたのだけど、理想は遠くに置くのがいいと思っていて。 記事の中にもあるように、理想は遠くに置きつつ、逆算して、今できる行動をしていくのが一番迷いにくいし、進みやすいんです。 時たま、LINEなどから相談してくださる方の中には、遠いところに直接アプローチするようなサービスを売ろうとしてうまくいっていない人もいます。 例えば、今の理想がひと契約100万円のコーチになる!というものだったら。

スポットライトに、あたりにいく。

いつか当たるスポットライトを信じて待つのもいい。 だけど、当たりに行くのはもっといい。 そう思っている。 個人ビジネスは、オーディション会場のようなものなのかもしれないと、ふと思った。 この子はこの役をするために生まれてきたんだ!と思わせるかのように、この人は私のコーチをするためにいるんだ!と思わせたい。 アピールをしなければ、誰の印象にも残らない。ファンを作ることもできない。勝ち抜かなければ、役をもらって生き残ることはできない。 オーディションを受けにいったとして

成功をつかみ取れる挑戦には、共通点がある

自分の人生を変える選択は、いつするべきなのか。 答えは「そう考えたら」である。今なのだ。その理由を解説していく。 できる投資、できない投資 コーチをつける、コンサルをつける、起業する、クライアントを募集する。 そういう選択をするときに、私たちは、しばしば「今じゃないかもな」と先送りにする。 スクールや書籍での知識の仕入れには、案外ハードルは低く飛び込めるのに。 私もそうだった。 妊娠中、スクールにはあれよあれよという間に申し込みが完了した。 同じタイミングで車の教習