死は終わりだが、新しい生の始まりである。これは、亡くなった母と喪に服する家族の物語。看取りが叶わない死の経験や、大切な人の死を共有する家族同士の関係性、ひいては死者と生者が新しい…
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2022年5月の記事一覧
失いたくないものを喪わないために生きる
「これからどう生きていくか?」
「なんのために生きるのか?」
私たちは生きていれば、幾つになってもこの問いの答えを探す。
問いの答えの解像度が低くて日々もがいているけれど愛すべき身近な人達のおかげで少しずつ上がってきたと思う。
そして、母の死と向き合う中で「これだけは大切にしたい。」という、私の信念が形成されてきたように思う。
自分の生と向き合うことは、大切な誰か/何かの死と向き合うこと。