５歳児の如くはしゃぐ夏
今年の夏も近所の自治会、小学校の盆踊り大会へ呼ばれて踊りに行った。
子供たちと一緒に踊る場合、だいたい５歳児の気分で踊る。
振りはちゃんとするが、心は完全にはしゃいでいる。
ただ単純に楽しい。
最近の子供たちはしっかりとしているので、40代のオバハンを上回ってくるほどのはしゃぎっぷりはしない。
みんな真面目に一生懸命踊るのだ。
しっかり、きちんとしようとする。これは学校教育の影響か？ま、そんなことはどうでもいいけど、とにかくきちんと踊る。
こちらも嬉しいので拍手をしたり、ハイタッチをすると、照れながら笑ってくれる。しかしガッツリと関わってくれた人に対して、むげに出ていくことは申し訳ないと思ったのか、その子たちは真っ直ぐな目で（そしてすまなそうな目で）、「あの、すみません、友達が呼んでて、途中で抜けてもいいですか？」と丁寧にこちらに許可を取ってきた。断りなんていらないし、勝手に抜けてもいいものを、、逆に子供に気を遣われ、一瞬ハッと我に帰るも、その後も全力で踊った。
子供向けの曲（アンパンのマーチやドラえもん音頭など）を踊る時は、自分の体内中の羞恥心を全て消滅させ、５歳児の気分で全力で踊るのがポイントで、それが結果一番楽しめる方法だ。
帰りに差し入れで焼きそばと缶ビールもいただく。
よく踊り
よく笑い
よく食べて
よく飲んで
よく寝て
今年の夏も健やかに過ぎていった。
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