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経営理念って大切ですよね①!

こんにちは。株式会社アミノ(うまい鮨勘)の代表上野です。
弊社は東北地方を中心に回転寿司15店舗、寿司料理店13店舗、海鮮居酒屋1店舗、海外店舗2店舗(内FC1店舗)合計31店舗を運営する寿司中心のチェーン店です。

今日は、「経営理念」についてご紹介いたします。

弊社の経営理念は、

「アミノグループは、傍(はた)楽(らく)仲間の成長と幸せを通じて、社会と地球が喜ぶことに貢献します。」です。

「経営理念」ってとっても大切なんです。

会社・企業の目的。進むべき道のゴールなんです。

アミノグループが将来、理念通りのビジョン・映像を具現化できるかどうかが大切なんです。それが私、経営者の存在意義・役割でもあります。

実は現在の「経営理念」は二代目であります。動く「経営理念」と言っても過言ではない創業者が一線を退くタイミングで再構築しました。実のところ「経営理念」は、創業者が退いた後の方が必要性があると私は思いますし、時代によってコロコロ変えるものではなく、不変なものであるべきと考え、もう「二度と変えない」つもりで作りました。

私が「経営理念」を再構築する上で大切にしたことは、社会の公器である会社が成長し、発展を目指す上で、その発展が地球環境改善に役立ち、地域社会に必要とされる生業になり得るかという問いでした。

だからこそ、まず理念後半の「社会と地球が喜ぶことに貢献します。」に拘りました。これは、限りある地球、限りある資源を循環させ、お世話になっている地球に対して少しでも恩返しをするという気持ちを持ち、地球が喜ぶことに貢献するということです。言うは易しなんですが、逆に地球が喜ばないことには、どんなに「利益が高くともやらない」という意思表示でもあります。

あまりスケールが大きくても混乱を招くので、地球規模ではなく、まず地域社会が喜ぶことに貢献することから始めよう!ということになります。

東日本大震災を体験した我々東北人は、地域社会が最も求めている本質を考えました。それは「安全に暮らす」「災害から最低限の安心を得る」ことだと思います。

昨今、津波も含む水にまつわる災害、水害が日本全国を随時襲っています。日本だけではないかもしれません。地球全体の問題です。

その理由は、温暖化等多岐にわたりますが、私はその中でも自然の減少、特に「本物の森の減少」を危惧しています。自然の森や土、川が人工物に形を変え、本来救えたはずの命、その要である「避難時間」を著しく削ってしまいました。

我々は企業の活動として「木を植える鮨屋」として活動を続けてきました。微力です。微力ですが無力ではなく、木を植えることで土が必然的に増え、その土の中で根を張り、絡み合って水害に負けない「本物の森と土」が育つことを期待し活動ています。単純に二酸化炭素の削減にも貢献できますし、同時に海の海産物の発育・循環も担っています。きちんと寿司屋の資本にも繋がります。

また、「地球が喜ぶこと」の身近な活動の一つとして「節電・節水」が挙げられます。どの企業でも意識されていることだとは思いますが、弊社も「経営理念」再構築前は利益最大を動機にしていたため、大義が薄れ、統率に苦労しました。しかし、現在では「地球が喜ぶこと」が動機なので従業員の評価も含め、理念実現という大義に向かって自発的に意識してくれています。

結果無駄が減り、利益が残る。という形です。利益最大が目的ではなく「地球が喜ぶこと」が目的である故に自発的に動く。背筋に一本「柱が」通ります。

このように「経営理念」とは、会社という組織の中で活動する上で、皆が迷った時の道標であって欲しい。選択の連続の中、悩まず「経営理念」に沿って業務をこなして欲しい。という私からの願いでもあります。
皆がこの地球という森羅万象に活かされている存在に気づき感謝を忘れない「人財」に育ってくれることを心から願います。

続きは「経営理念って大切ですよね②!」で。


「木を植える鮨屋うまい鮨勘より」




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