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やっぱり無理があったようで

刻は夜の8時なり。
湯船に身を預け一人、目を閉じる。おやっ、洗濯機は2回目のすすぎが終わろうとしている。子どもはきっと最近大好きな迷路の絵本に夢中になっていることだろう。後片付けをしている夫に「早く早くー」とドンドン部屋中を走り回り、その姿を苦笑いしながらも注意する夫の姿が目に浮かぶ。

目を閉じているといろんなことが走馬灯のように駆け巡る。例えば今日一日あったこと。子どものことで先生に相談に行ったとき、あんなこと言われたなぁ、
はぁー明日は仕事だ。滞りなく仕事が終わって欲しい、お迎えに行ったら、明日こそは早く帰れるかなぁ、などなど。そんなことを考えているうちに頭の中がいっぱいになり、手が痺れるような感覚が出てきて、軽い酸欠状態になってくる。やばいヤバい。ハッと我にかえる。あ、あたしは、こうやって次々と頭に浮かんできたことを考えてその先を想像して勝手に心配したりネガティブに考えてしまうんだ。

ここ最近、頭の中がいっぱいすぎてあと少しでオーバーヒートして倒れてしまうんじゃないかと思うぐらい、いろんなことを詰め込みすぎていた。
仕事はまぁ仕方ないとしても、自分時間にしたいことが多すぎて、楽しめなかった。本を読むことは心から好き。こうやってnoteに綴るのも悪くない。だけど、どこかで義務感を覚えていたことも事実。そうだ。引き出しに溜めに溜め込みまくっているアレを整理しよう。そう思い立って、洋服ダンスの引き出しと私の本やアレコレが無造作に詰め込まれている棚を思い切って断捨離してみた。

その日は夫も休みだったので、ついでに大事なものをしまっている引き出しを夫に整理してもらった。こちらから言わなくてもやってくれる夫。ありがとう。その引き出し、ボロボロだから変えようか、という話もできた。
溜めに溜めたアレとは毛糸やビーズたち。ハンドメイドをしたくてコツコツと溜めてきたものたち。でも時間がない。だけど使ってあげないともったいない。そのせめぎ合いの果てにこうして無駄なスペースで埃をかぶって眠っている。これを生かしてあげなければ。そう思って思いあたるところへ使ってもらおうと袋まとめていった。なんだかスッキリした。棚にある日記帳やら読書ノートなども潔く処分した。

これらを断捨離したことで、私の頭を占めていたアレコレを今度は子どものことを考えて関わっていける余裕へと変わった。もちろん編み物は好きだし、読書だって無理のない範囲で続けていきたい。創作の方も浮かんだネタを逃さないようにメモメモしているよ。ただ、私は私一人しかいないので、たくさんのことができない。なのでこれをやりたいという気持ちは大事にしつつ、今は自分を労りつつ、大切なことに向き合う力を存分に発揮したいので、これからはつぶやきが増えてくると思う。「旨男と辛子の架空漫才」や「ポップを越えろ、140字の読書感想」はしばらくお休みしようと思います。というか気づいたら消滅しているかもしれない。もし楽しみにしてくれている人たちがいましたら、ごめんなさい。
でもnoteのつぶやきは楽しいので、気分次第でつぶやきを投稿すると思います。

私にはこのペースが一番いいみたい。
それでは。


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