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夏の夜風と酔っぱらい散歩

急遽、友達とふたりで熱海に1泊した。
東京に住んでた私達にとって、気軽に行ける温泉地かつ海が見える場所だったからだ

暑い夏の季節、夜風は気持ちいい
散歩が好きなわたしは、何時間歩いていても飽きることはない。でも、夏の炎天下の中では長くは歩けない。
そんな夏でも夜の散歩は最高だ。
夜風を感じながら、友達とぶらぶら夜道を語りながら歩く
そしていつの間にか波の音が聞こえて、海に近づいていることがわかる

砂浜についた私達は、途中で買ったアイスをまず食べようとした
しかしわたしはすでに酔っぱらいだったので、開けるのに失敗して、ソフトクリームの上の部分をまるまる落としてしまう
そんなのにもゲラゲラ笑いながら、そのあと手持ち花火をした。

ただ散歩して、だらだら語り合って、笑う。
それだけなのに、なんでこんなに楽しくて心が満たされるのだろうか。

波の音を聞きながら、星あかりの下で暗く、表情もはっきり見えない中、そんな環境下なら何でも話せる気がしてしまう。

夕飯で炉端焼きを食べながら飲んだ酒もきいたのか、酔っぱらいだからかわからないが
心おきなく色んな話をした気がする。

日本にいた時の私にとって、気持ちいい夏の夜風と海を同時に味わえるのは本当に短い期間であり、数える機会しかなかった
だから、夏になるとたまに思い出す、この穏やかな日を。

#わたしと海

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