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残件整理【日田】

友人がよく日田に行っていたというのを思い出した。日田はよう行ったわーとその友人が言うものの、日田に何があるかはよく知らず。なんとなく夜の話をしていたようなそんな記憶だけが薄っすらと残っている。乗り換えでそんな日田に降り立った。

久大本線は以前始発から終点まで乗ったことがあるが、そのときは九州一周の途中で豊後森機関庫に行くのが最大の目的だった。日田と言われれば大分の中ではメジャーな地名だし、久大本線の中では久留米大分のちょうど中間地点と言ってもいいだろう。駅はそれなりに整備されているし降りてすぐに見知った顔のやつが出迎えてくれた。私がもう少し背が高かったら駆逐されていたかもしれないな。この街はなかなかに面白い。友人がこの街が好きな理由もなんとなくわかった。

日田を出てからは日田彦山線の代行バスで北に向かったのだけれど、未だに河川の復旧が進まずあちこちで工事がされていた。日田彦山線もそのままBRTになるわけだし、あのときの大雨の凄まじさを思い知らされる。こういうのがきっかけで少しずつ昔ながらのローカル線なんかがなくなっていくのは寂しい限りではあるが、これも時代の流れ、BRTのようなまだ普及していない仕組みが広がっていくと考えればそれもそれでいいのではないかと思うのだ。私はあまりバスが好きではないから電車のほうがいいのだけれど、自分で運転せずに色んな所に連れて行ってもらえるのならそれでいい。とにもかくにも沿線の早期復旧を願っている。

またどこかで。


にゃーん。