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売っているのは「モノ」じゃない?

モノを売るというよりも「幸せな時間」を提供したい

心の必需品

わたしは「amifa アミファ」という雑貨メーカーの社長です。メインは「100円ショップ」向け製品で、その他フラワー、高額帯雑貨、文具などを製造卸しており、製品のほとんどが自社オリジナル企画製品です。ラッピング、デザイン文具、フラワー、アロマ、キッチン、テーブルウエアなどが得意ですが、所謂「嗜好品」で生活必需品、実用品はほとんどありません。つまり生きているために必要なものは作っていないのです。生きるためにはあっても無くてもどちらでも良い。なのになぜ年間のべ7千万人の方に買っていただけるのでしょうか?わたしはよく「生活必需品ではなく、心の必需品を作っているんだ」、と言っています。
例えば人がラッピングするとき、贈る相手が受け取った瞬間笑顔になるシーンを想像します。例えばマスキングテープで自分だけのオリジナル作品を作るとき、その熱中している時間はきっと心穏やかで心地良い時間です。

そう。人がわたしたちの製品を選ぶときは、「買ったら終わり」の「モノ」ではなく、「それを使って何かを創る楽しみ」や「夢中になれる幸せな時間」を想像していらっしゃるのだと思います。つまり売っているのはモノ、そのものというよりその先にあるHappyな時間、充実感、癒しじゃなくてはならないのです。

Smile producers

モノを売ることを通じて笑顔をお届けしたい。そのミッションを「Smile producers」というスローガンに込めています。製品を世に出すか出さないかの基準は「お客様に笑顔をお届けできるどうか」。これを達成できることが社会に役立つ証だと考えています。

価格と正比例しない価値

高価なブランド品を持っていることがイコール幸せ、と考える人は少なくなり、アイデア次第で「たった○○円でこんなにカワイイオリジナルが作れる」とか「こんなに素敵なオンリーワンがたった○○円で!」に価値を置く人々の方が多い今、地に足の着いた賢い消費者の方々に「アミファが無いと困る」と言っていただけるように努力し続けたいと思います。


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