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人生が動きだすとき

早朝 6時30分☀️
ami*emi初稽古に迎う日の、北アルプスの車窓から。
わたし、この演劇プロジェクトに、長野県から参加します!

ローカル線で松本駅まで行って、あずさに乗って東京まで、3時間半(ときに4時間)かけてお稽古に通う日々がはじまりました。

まさか、自分がこんな風に舞台のために東京に通うなんて。去年は全く想像していなかったこと…

🌱

「わたし、舞台が好きだった」

… そんな小学生の頃の記憶を思い出したのは、実は最近のことで、昨年の10月頃だったと思います。まだ半年前のこと。

もしも、あの時、わたしが、ずっと好きなことに没頭できていたとしたら、舞台や演技に関わることをしていたんじゃないかと思う。

いつの間にか、ひと前にでる仕事は怖いものなんだと刷り込まれて、みないようにしてきた道。

わたしが歩まなかった道。
パラレルワールド。

だから、もし、生まれ変わったら舞台やりたいな。なんて、ぼんやり考えることはあっても、まさか、今世で舞台が出来るだんて思ってもいませんでした。

けれど、旅先で出逢った、いま女優として舞台に立つひとと、湯船につかりながら、互いの人生の深く掘り下げながら語り合っていたら、そんな幼い頃の感情が蘇ってきて…

舞台はいまからでも出来るんじゃない?
…と、言われて、目から鱗。

そのとき、突然、やれるかもしれない!って、おなかの底が ”わくわく”っとしたのでした。



不思議なことに、そんな記憶の扉をひらいてオープンにしてみると、その想いに引き寄せられるように機会が訪れます。

1ヶ月後(11月)には、別の友人からこのプロジェクトと主催の青木優佳さん(ゆかちゃん)のことを教えてもらい。

2ヶ月後(12月)に、ゆかちゃんにZOOMでお話を伺い。

3ヶ月後(1月)に、プロジェクト説明会に参加をして。

5ヶ月後(3月)に、オーディションを受けて。

6ヶ月後(4月)には、いま、ここ。

正直なところ、舞台に立つことも、演じることも、ひと前にでることもまだ怖い。わくわくするけど、怖い。そんな気持ちもあります。

その怖さと向き合って、そんなの出来ないという思い込みを手放してみると、人生が動き出す。

これから、どうなっていくのか、全くわからないけれど..

「可能性は、いつだって、誰にだって、ひらかれている。」

…ということを、この舞台への挑戦を通じて、体現していきたいなと思うのです。

2022年4月23日
(文責:キャストゆうき)

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