サステナブル・ヘンプって知ってる?
Ciao!こんにちは、Amidoriです!
地球環境にやさしいファッションのヒントや情報をコラム形式で紹介しています。
サステナブルに服を選ぶ上で、大切になる生地の素材!
ヘンプは実は昔からある素材ですが、近年環境にいいことから、世界的にも注目されています。今回は、ヘンプ素材をご紹介します。
ヘンプ素材の特徴とは?
サステナブルな素材と言われるヘンプ素材には、実は非常に多くの長所があります。
・抗菌性
・防臭性
・低アレルギー性
・吸湿性
・肌への刺激が少ない
さらに、何度も洗濯をしても型崩れしづらく、カビ、摩擦、汚れ、縮み、日焼けによるダメージにも強いという特徴があります。
ポジティブな面の多いヘンプですが、リネン素材のようにしわになりやすく、少しざらざらとした手触りで、色の吸収性が少ないことも特徴にあげられます。
この理由で、ヘンプは時にコットン等の他の生地と混紡されます。
サステナブル素材、ヘンプ!
食用としてはヘンプシードが栄養価の高いスーパーフードとして、少しずつ街で見かけるようになりましたが、ヘンプ生地はどんなところがサステナブルと言えるのでしょうか?
天然素材は生分解性がいいという点が環境にとって負担が少ないです。
ヘンプは、植物としてはリネン(亜麻)に似ていますが、大麻に分類されます。衣類のタグには「指定外繊維」として表示されます。
実はヘンプは、同じ天然素材の代表格コットンよりも非常にサステナブルな素材です。
なぜなら、糸をつくるために必要な水はコットンよりも約70%も少なく、成長段階ではCO2を非常に吸収するため、CO2を減らすことに役立ちます。
水資源は無限にあるわけではありません。資源を利用する量を少なくすることは環境を考える上で非常に大切です。
また近年カーボンニュートラルを掲げているように、CO2を減らすことは地球温暖化への対策となります。
さらに、ヘンプは多くの土地で育つことのできる強い植物で、農薬殺虫剤や枯葉剤、化学肥料を使うことのない、オーガニックな方法での栽培が可能です。
しかし、いくつかの国では有機栽培ではないため、地球環境をより深く考え、原産地や認証を確認しながら購入していくことが必要です。
お買い物をするときは、服の素材にも注目を!
多くの人が、普段なかなか気にすることのない服の素材。知っていれば、環境にいい素材か見極めることができるはず!
この記事を読んで、サステナブルな素材と分かった今、ヘンプ素材にあなたもぜひ注目してみてください!
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