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ハワイで暮らすこと

こんにちは。

ハワイでOLをしています。アラサー女です。

2014年9月、日本の埼玉県からアメリカのハワイ州に移住してきました。

日本の人にとってハワイは特別な地ですが、私としても貴重な人生経験をしていると思うので、移住してからだいぶ経ちますが、ここに徒然なるままに記録を残していこうと思います。

ハワイで暮らそうと思った理由

特にありません。

ハワイに関するものが好きだからとか、フラダンスをやっているからとか、サーフィンにどっぷり浸かれる生活がしたいからとか、全然ありません。

なんなら当初、海外移住を考えた時は、ぼんやりと「アメリカで生活してみたい」とだけ思っていて、場所もなんとなく西海岸がいいかなぁって考えていました。

実際にJ1ビザで西海岸行きを計画していたのですが、ビザの取得に失敗。

そんな折、永住権の当選が発覚しました。

もうこうなりゃどこでもいいやと知人に仕事を紹介してもらったのがハワイだった、というだけのことです。

ちなみに私のハワイ経験は、2011年に友人の住むハワイ島へ一回、2013年に務めていた仕事を退職し自分への甘やかしとしてオアフ島へ一回の二度であり、どちらも思いっきり観光客として楽しみました。

思いっきり観光客として楽しんだので、ハワイ自体に嫌な印象はありませんでしたから、紹介してもらったハワイでの仕事も二つ返事で受けました。

今は最初の仕事から変わって、旅行会社で各種手配の仕事をしています。(永住権でよかったと感じた瞬間)

ハワイで暮らしていて思うこと

ハワイで暮らしていて良いと感じるのは、あの穏やかで暖かく心地のよい気候と美しい風景です。

日本では基盤系システムエンジニアをしていたのですが、セキュリティ上窓のない(もしくは開かない)、大きなサーバーのファンがウァンウァン鳴ってる部屋でひたすらスクリプトを組み、夜に会社を出て、駅のホームで次の電車が何分後に来るか電光掲示板を見た時に乱視の進行を実感していたあの頃は、陽が落ちる瞬間なんて見たこともありませんでした。

ハワイの空は日中は抜けるほど高く、日没には素晴らしい空の色の変化を見ることができます。

こういうのを見れる環境なら、システムエンジニアとしてのキャリアを続けてもよかったかなと思うことも正直ありますが、どうなんでしょう。

ハワイで暮らし始めてから気づいたことはたくさんあります。

一つは多くの人が感じている、物価の高さ。

ハワイの不動産を投資目的で購入する、世界中の大富豪たちのせいで家賃は年々上昇していて、小さなワンルームのアパートでも月1000ドルくらいするので、一人暮らしは私にはできません。

また、給料もアメリカ本土と比較すると安いところが多いので、仕事を2,3個やっているという方も少なくありません。

「日本で言うところの、沖縄みたいなところだよ」と言われて納得。

観光に来るのと生活するのは違うんだと、知りました。

物価は高いですが、例えば野菜や果物は日本のスーパーよりもいろんな種類があっておもしろいです。

ハワイでの生活では、基本的に自炊をしていますが、

スーパーやファーマーズマーケットで見つけた、今まで試したことのない野菜とクックパッドの力で料理は毎日楽しくやれています。

ケールのサラダなんて、おいしくできるんですよ。

オーガニック食材を扱うスーパーでは穀物の量り売りも充実しているので、意識高い系の女性たちがせっせと食べているキヌアを、気軽に少量から試せるのもポイント高いです。(ちなみに私は一回リゾットにしてみましたが、その後飽きました。)

また、ハワイはアジア系の人が多いです。ハワイに住む人種ナンバーワンはアジア系です。ハワイアンの人たちはワイキキあたりには住んでいないので、観光で訪れると接する機会の多い人種はアジア系の人たちでしょう。ちなみにハワイに住んでいる白人は2割ほど。ワイキキで見かける白人は本土や他国からの観光客である可能性が圧倒的です。

アメリカに暮らしているけどどこかアジアにいるような気がするのは、このせいでしょう。アメリカなのにこれといった人種差別も受けたこともなく、日本の食材が不自由なく手に入れられ、のうのうと暮らせています。移民1世の方たちに感謝。

さいごに

なんて言ったって移住後1年半以上経ってこのような文章を書き始めているのですから、長くなります。

今日は私がハワイで暮らすことになった経緯と、実際に暮らして感じたことを一部ご紹介しました。

これから気ままに、ハワイで暮らしていて感じることを書き留めていき私の大切な財産として残していきます。

また、学生時代mixiで赤裸々に勢いだけでガツガツ書いていた文章力を、歳相応に優しく改善させたいな、と思ったのも実は理由の一つです。

書くこと自体は好きなので、読んでもらえる人に優しさが伝わるようになったらと思います。

かしこ。