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タイトな海外撮影を乗り切る

私の初めてのロンドン滞在は5年前、わずか半日…!
キャスティングを受けるために行ったと思ったら、1時間もかからないうちに終了し(残念ながら良い結果にはならず。。)、その日のうちに当時滞在していたNYへ帰る、という慌しいものでした。
(それについて詳しく書いた記事はこちら。)

◆嬉しいことは予期せぬタイミングで

そんなキャスティングから戻ってきて数日が経ったある日。マネージャーに呼び出されて事務所へ行くと、またもやロンドン行きを告げられました。

けれど前回とは違い、キャスティングではなく、今回は仕事のオファーでした!!

事前の書類審査もなく、向こうからの指名による撮影という予想もしていなかった嬉しいニュースに、私もびっくり。前回の半日滞在からわずか2週間ほどで、再びNYからロンドンに出向くこととなりました。

そしてその仕事とは、以前別の記事でも書いた、shu uemuraのワールドキャンペーンです。それまでで1番規模の大きな、ビューティーの仕事でした。


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実はこの撮影は、私のモデルとしての方向性や、仕事に対する心持ちを大きく変えてくれた、私にとって生涯で忘れられない仕事のうちの一つです。

当時の具体的な気持ちや、この仕事がきた経緯などは、下に貼ったリンクの記事で書いていますので、良ければこちらもぜひご覧ください。↓↓

前回感じていた不安とはまた違った、緊張はすれど期待や興奮の方が勝った明るい心持ちで向かうことができました。
そして、2回目にしてようやく、ロンドンという街を楽しむ余裕もできました。

◆4日間の滞在

4日間のスケジュールは、
1日目 NYから出発、ロンドン到着
2日目 衣装フィッティング
3日目 撮影本番(時差ぼけも治らないまま撮影…眠かった!)
4日目 日本に帰国

前回のロンドン滞在ではできなかった、ホテルへの宿泊もようやく体験することができました!

宿泊先は、ACE HOTEL。

ロンドンの地理もわからず、ただただタクシーの人に住所を見せて連れて行ってもらったので、最初は自分がどこにいるかもわからず、ホテルに入るのにも緊張しました。
ガチガチになりながらも受付へ。今も記憶に残っているのは、そこで数分間の押し問答をしたこと。ホテル代はクライアント持ちだったのですが、自分に支払い義務がなくとも保証としてクレジットカードを預けなければいけないというシステムをわかっておらず、”なんでクレジットカードを預けなきゃいけないの?!悪用されたらどうしよう…”と抵抗してしまいました笑
当時から、疑問に思うと言葉がわからずとも挑んでいくような性格でした笑

そんな事件もなんとか終わり、いざお部屋へ。
エントランスからすでにお洒落だなと思っていましたが、お部屋も、落ち着いているけれどどこか可愛らしいデザインで、再び高揚感でいっぱいになりました。

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そしてACE HOTELのラウンジには、この5年後の今年(2020年1月)にも仕事で訪れていたのですが、偶然にも全く同じ席に座っていたことがこの写真で判明。こんなことってあるんですね…!
そんな思い出の重ね方も楽しく思う今日この頃です。

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変わってこちらは、撮影スタジオのレストラン。壁のアートが可愛かった…!日本のスタジオではこういう遊びを見かけることがないので、とても新鮮でした。
こういったちょっとした自分の好きなものを見つけることが、全く知らない土地でもモチベーションを上げて過ごしていける私の秘訣かなと思っています。

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帰る日の空き時間には、少しだけ観光も。
当時ロンドンには知り合いもいなかったので、1人で歩き回れる範囲で。
普段から1人でどこかに行くことを楽しめる性格なので、このときも結構アクティブに動いていたように思います。アルバムを見たら、自撮りがいっぱいありました笑

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◆海外撮影を経験して身につけたこと

初回のロンドンは、キャスティングも落ちてしまい少し苦い思い出となっていましたが、2回目の楽しい撮影と余裕を持った滞在期間(それでも4日間ですが。。)により、ロンドンへのそんな気持ちも少し払拭されたように思います。

海外撮影は急に決まり、弾丸で行くことがほとんどです。
最初はそのタイトなスケジュールに疲れ切って、時差ぼけも酷く、帰りには体調を崩したり…ということばかりでしたが、ここ最近はそういう状況で行っても、自分が楽しめる時間を上手く作れるようになりました。
空いている時間を見つけて美術館に行ったり、朝は早起きして好きなカフェに寄ってみたり、ストリートアートを見つけて写真を撮ったり、現地にいる友人に連絡を取ったり。少しでもそんな愛おしい時間を持つことで、体は疲れていても心が充実し、乗り切れるようになったのです。

2020年の今の状況では、中々海外には行けませんが、また行ける時がきたら、その時間を以前よりも大切に、一瞬一瞬を楽しんで過ごしたいと思い、今は自分の興味の幅を増やしている毎日です。

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