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アメリカのドッキリ動画 その2

違和感の正体はたぶん、「正解がある」こと。
善悪がはっきりしすぎてて違和感があるのかもしれません。
人間はそれぞれ事情があります。
断った人は、本当にその日お金がなかったのかもしれない。騙された経験があったり、考えもつかないような「事情」の可能性がある。
お金を貸してくれた人は、偶然その日ボーナスが入ったとか、そもそもお金持ちだとか、その辺の違いが全く考慮されてない。
その事に違和感を覚えました。
もしそんな事情がなかったとしても、ガソリンをあげない人が「悪」、知らない人にあげる人が「善」と、はっきりとわけて、善の正解を押し付ける動画の構成に、何故かものすごい嫌悪感を覚えます。

「良い人」がいつも「良いこと」をするとは限らないし、「悪い人」がいつも「悪いこと」をするとは限らない。人間って、小説や映画みたいに、善悪を簡単に分けられない。

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