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台湾に行ってみた【街の雰囲気編】

2023年12月、約5年ぶりに台湾に訪れる機会がありました。
色々な気付きもあったのでnoteしておきます。

今回は街の雰囲気編です。

新旧入り混じる台北の街

台北の街は今急速に発展しています。
至る所で新しいビルの建築工事が行われており、完成当時は世界一高い完成建築物だった台北101からもその様子がよく見えます。

なんとなく5年前より新しくて高いビルが増えたような気もして、景気も良くなっているのだろうというのが雰囲気で伝わります。

台北101


一方、大通りから道一本入るとまるで別世界でした。
古びた車やバイクが道端に不規則に停めてあり、もう使わないであろう家具も盛大に放り出されてます。家はだいたい4~5階建てのアパートで窓は基本鉄格子、1部屋ずつの間隔もかなり狭そうです。

後ろのビルとの対比がすごい裏通り

恐らくこれからどんどんと再開発が進み、古いアパートは取り壊されていくのだろうと思います。発展のためには仕方のないこととは思いますが、胸がキュッとなるような苦しい気持ちになりました。

立派な台北駅

交通の起点である台北駅も近代的で立派な建物でした。
建物の中には大きな吹き抜けがあり、巨大なクリスマスツリーなんかもあってちょっとした観光スポットにもなっているようでした。

台北駅

そして建物の外をぐるっと一周囲うように建てられた段ボールハウスの数々。前回来た時はこんなに多くなかった気もするんですけど、急激な物価高騰の影響なのでしょうか、比較的新しい方々も半分くらいを占めていたように思います。

そして恐らくそこで生活してるであろう方々が、キラキラ輝く新しい高層ビルの下で器を持ってずっと土下座をしていました。道のど真ん中で。

今の私には目を背けることしかできず悔しかったです。
綺麗事ではなく、いつかきちんと向き合えるように、まだまだ稽古が必要ですね。

距離感が近い

今回はいわゆる観光スポットやGoogle mapで評価の高いお店を中心に回ったので行列に並ぶこともしばしばありました。

で、とにかく並んでる時の物理的な距離感が近いのです。
ちょっと動くとぶつかるくらいの距離感。
少しでも前に進もうものなら、すかさず間合いを詰めてくる。

そしてもう1つ。
並んでる人に対して、並んでない人がめちゃくちゃ話しかけてくる。
恐らく「何に並んでるんだ?」と聞いてるのだと思いますが、なにせ言葉が分からないので残念そうな顔で”We can't speak Chinese.”と答えるのですが、それでも立て続けに聞いてくる。
苦笑いで首を振るしかないシーンが何回かありました。

ちなみに駐車する車の距離感も近いのでした。

絶対停めたくない

バス事情

台北付近でGoogle mapを使ってルート検索すると、ほとんどの場合、最初にバスでの移動ルートが出てきます。
電車もあるのですが、東京のように縦横無尽に走っているわけでもないので、結局バスでの移動が一番便利なんですね。

今回も最初こそ電車+徒歩で頑張っていたものの、あまりにも不便なので3日目あたりでついにバスに乗る決意をしました。

乗り方も分からないので、地元の人をよく観察してみると、どうやら料金の支払いは電子マネーカードのタッチでいけそうです。降りる時もボタンを押して止まってもらう日本と同じ形式でした。

日本と違ったのは2つ。

①乗る時は道に出て大きく手を振ってアピールしないと止まってくれない
②乗降時はドアが閉まりきらないまま出発する

まじでこわい。

でもなんか冒険してるみたいで楽しかったです。

中身は日本と一緒


というわけで、街の雰囲気編でした。

グルメ編とか観光編とか、そのうちあげます。

ではまた!

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