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【レンズの向こう側】フォトグラファーの集い〜CRAZY創業メンバーが語る、主体性を引き出すチームづくりとは?

※この記事はClubhouseでのトークルームでのお話を抜粋しています

平日12:00-13:00、株式会社aMi代表藤井(@yuka_fujii)がClubhouseというアプリでフォトグラファーの方のお話を聞かせてもらう番組を運営しています。

今後、毎回様々なテーマで様々なスピーカーにお話を聞いて新しい発見や思考を深める機会にしていただくことを目的としています。

2/18はCRAZY創業メンバーで現在はaMi幹部のいちろーさんにチームづくりについてお話を聞かせていただきました!

これまでのチームづくりの経験

いちろーさん:新卒で入社したIBMを3ヶ月で辞めてデザイン会社の起業などを経て、CRAZYの創業メンバーとしてジョインし、立ち上げから80名ほどの組織になるまで8年ほど働いて去年aMiに参画しました。CRAZYではバックオフィスやマーケティングなどかなりいろいろな部署の立ち上げをやらせてもらった中で、チーム作りではたくさんの挫折も経験しました。

自分なりに捉えていたリーダーシップ像というものがリーダーは強いもの、というイメージだったので、とにかく引っ張らなければ、という思いから細かいところまでマイクロマネジメントをしていて、メンバーが逆についてこれない、ということがありました。
そんなときに自分がぎっくり腰で会社にいけない日が続いたときに、逆にメンバーがプロジェクトを自分ごと化し始めたことがあったんです。そのときに自分が引っ張る、ということだけでなくリーダーそれぞれの特性にあったリーダー像というものがあって然るべきなんだなということに気づきました。なので、チームのメンバーがどうやったら目標に向かって進んでいけるのか、をサポートすることに注力するようになりました。

メンバーの主体性を引き出すチーム作り

以前は"マネジメント"や"リーダーシップ"論を学んだりして試行錯誤してきましたが、「こうあるべき」というものを捨てる、というのが大事なんだなということに行き着きました。そして、自分がすごく心がけるようになったのはメンバーがどうしたいのか?ということをまずは徹底してヒアリングして理解することを心がけるようになりました。そうしていくことで、その人がどんなことに達成感を感じるのか、どうすると働きやすいのか、ということを一生懸命考えています。相手が自分のことを理解してくれている、という安心感があると言いたいことを言いやすくなると思います。

あとは、会議で発言してもらうこと、もすごく大事だと思っています。
会議は上下関係を意識したりと、緊張してなかなか意見が出にくい、ということが起こりやすいので、必ずみんなに発言してもらうことを心がけていて、アイスブレイクで雑談を取り入れるようにしています。自分の中に答えがあったとしても、なるべく相手が考える時間をとってもらってでも発言してもらってから最後に自分の答えを伝えるようにすると会議に参加しているメンバーみんなが主体的になって発言してくれるようになると思っています。

会社のビジョンを実現するためのチーム作り

異なる視点をもつメンバー同士が同じビジョンに向かって最大限の成果を出すためには、それぞれのもっているレンズのピントを合わせてあげることが必要かなと。異なるレンズを持っているということを理解してコミュニケーションをとっていくと、目指している方向のピントが合うようなチームになると思います。
チームとして掛け算として相乗効果を出していくためにそれぞれのメンバーの得意不得意を補い合えるような役割や組み合わせを考えるようにしています。

あとはこれまでお話してきたことと少し逆説的になるのですが、人に仕事を合わせるんではなく、仕事に人を合わせるべきだと思っています。会社が成長していくと、人がボトルネックになってしまうことが出てくるので、必ず人や体制をアップデートする必要がでてきます。ビジョンを実現するためにどんなピースが必要なのか、そのための組織と人の役割に合わせていくべきで、それぞれの役割や属人的な仕事から常に脱却するようにすることで、仕事が磨かれて人も成長したり、組織がアップデートされていくんですよね。

藤井:今日はaMiの社内ディスカッション的なお話になったのですが、普段じっくり組織論を語る、という機会がなかったので、私自身も新しい発見があって非常に有意義な時間でした。またやりましょう!ありがとうございました!!

次回のClubhouse

2/19(金)12:00-13:00
【レンズの向こう側】フォトグラファーの集い〜海外フォトグラファーに撮影トレンドを探る〜

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