ぐらしあすの「バイト先で気になりすぎることの良し悪し」

つい今さっきバイトから帰ってきて、チューハイを1本飲み終えた。
この時間がとてもほっとする。
ダブルワークはしんどいなと思う反面、バイト中は嫌なことをことを考えずに済む。
尚且つ昼間からアルコールを飲めない状況が精神衛生上良い。

もうかれこれ10回ほどは勤務しただろうか。
ぐらしあすは既に一人勤務をしたこともある。

今日は新人(と言っても65歳前後の人)と二人で、ぐらしあすは指導係となった。

最近つくづく思うことは、バイトをし始めて日の浅いぐらしあすが、2割引きや半額シールを貼る。
これって経営的にはどうなのだろうか。

通常100円で売っている商品が、ぐらしあすが2割引きのシールを貼ることによって、80円となる。

そして決まった時間になると、すべての商品ではないが、半額シールを貼ることになる。この時点で通常100円で売っている商品が50円となる。

ちょっと気になるのは、シールを貼る時点で、収益がどう変化するのかってこと。

これって時間差で、売り上げの粗利に対して大きな影響が出る。
半額シールを貼る商品はかなりの数ある。

ここのところもっとシビアに考えないと店舗の売り上げとしてかなり変動すると思い始めた。

正直結構緩い。

半額シールを貼った商品が売れ残ってしまうと、翌日には廃棄となる。
つまり損益でいうと損。

一つ二つの商品が積み重なって、売り上げに大きく影響する。

今日は、惣菜や弁当類はほとんど売れた。
売れ残ったもの、それは「刺身」だ。
肉類は消費期限に余裕があるのでそうそう気にしなくても良い。

だけど、かなり豪華な「刺身」が半額になっているのに、かなりの量が売れ残り、明日には廃棄となる。

年末年始、おせちや結構良い肉、そして刺身を食べたお客さんが欲しいものの需要と供給のバランスがアンバランスではないだろうか。

もったいない話だけれど、バイトの身のぐらしあすにとっては、そこのところ口をはさむ問題ではない。

だけど、これだけの量を廃棄してしまうのはどうなんだろう。

もちろん企業なのでそこのところは計算済みで、半額シールを貼るタイミングの時間も計算しているに違いない。

ここのところ、企業としてもっとシビアに考えないと売り上げがかなり違ってくると変に責任感が芽生え始めた。

もしぐらしあすが店長ならば、今日は惣菜類はこのタイミングで、魚や寿司はこのタイミングで、肉類はこのタイミングでということを、細かく伝えるだろうし、毎年のことなのでかなり分析してバイトに指示を出していると思う。

偉そうなことは言えないが、店長として、企業としての戦略はすでに十分行っているということは言わずもがなとは思うが。

今の時代、お客さんは「良いものを安く」手に入れようと考えているに決まっている。

ぐらしあすは、バイトに行き始めて10回程度。
バイトなので、自分の仕事をたんたんとして行けば良い。

そうなのだが、ぐらしあすが働いてお金をもらっている以上、そこのところが気になって仕方がない。

これはバイト先には別に言ってはいないが、ぐらしあすは出勤するのに少しだけ早めに家を出て、近所の同業他社スーパーの売り場に行き、ここの店舗はこの時間に、どんな商品が半額になっているのか、今日の売れ筋は何かを見るようにしている。

そして出勤する前に、自分のバイト先の駐車場をバイクでぐるりとまわり、カートがどこに放置されているか否か、また、ごみ箱のごみの量を確認した上で、尚且つバイト先の店舗を、あたかも一般客のように観て回り、今日は何が売れていて、何が売れていないのかチェックして、それからバイトに変身して、従業員入り口で一服してから店舗に入るようにしている。

自分自身そこまでしないと気が済まない面がある。

単に時間通りにバイトに行って、現場を見ずしてさあ仕事のスタートでは、自分自身の問題として情報がないので、事前の情報を把握しておきたいがために自分自身が勝手に行っている。

ああ、これはやっぱりHSPと性格がゆえだと思う。

しかし、この一連の動きを行ったら、ある程度自信をもって現場に入ることができるがメリット。

そんなことをいちいち気になるのが「良し悪しかな」と思いながら、そういう癖になった。

そこまでやらなくてもと自分でも思うが、そうしないと気が済まない面は、ある意味HSPの良い面かもしれない気がする今日この頃である。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。