銀行さんもたいへんなのね
取引先の銀行に言われるままに、退職金をとりあえず全額、「退職金定期」という三ヶ月限定の利回りのよいものに入れた。
三ヶ月たって。ぬぬぬぬぬ。なに、こんなに利息があるの。5桁もあるのですか!!!!!!
これが不労所得というものか。感激です。
いいですか、今の時給が1000円として、10時間以上も働かなければ得られないものが、汗水垂らさずに、何にもしなくても、寝ていても、遊んでいても、ゲームしても、三ヶ月たつと、手に入ったのです。
世の中の富豪さまは、こういう不労所得をいとも簡単に手にしているのね。と、一瞬、富豪さまの気持ちが味わえた。
だけど、三ヶ月一度きりの限定。再現性はありません。
その後、銀行さまがおっしゃるには、
😊「年金を、我が銀行で受け取るようにしていただけたら、利率のよい定期に入れます。」
「さらに、投資信託をされると、その額だけ、さらによい利率の特別金利の定期預金になります。」
ほうほう。おいしいお話。そのときは、喜びに舞い上がり、
年金受取予約定期なるものと、投資信託とその特別金利定期を、
一秒間に五回は首を縦に振ったのじゃなかろうかというくらいに
「イエス!!」
さらに、「円預金は、利が低いでしょう、いまなら、外貨預金のいいのがありますよ」の誘いにも
「イエス イエス!!」
銀行員さんのお顔もどんどん輝いて。
個室に通されて、お茶をいただくVIPな対応にも舞い上がる。
さて、その結果・・・
今年のはじめに、コロナがやってきました。
投資信託の毎月3万あった配当金も突如1万円台に。
こりゃやばいと思い、銀行で解約。
行員さんのお話では
「まあ、いいときですね。解約されるのは。アメリカの新興会社に投資していたから、引け際ですね。」と。(ならば一言いってよ)
はい。マイナス。
お国のお情けで、何かしらないけど、お金が返ってきた。
それほどマイナスなのね。
また、外貨預金の満期がきて、高金利にわくわくして解約すると、購入時より円高だもので、これも
はい。マイナス。
しかも手数料が高い。もう絶対外貨預金に手を出しません。
踏んだり蹴ったりの今日。
解約したお金を現金で持つのは怖いので、普通預金に入れてもらい、セブンでおろし、ほかの銀行に移そうとしたら、
えっっ110円とられるの!
なんと、おろしてもお金がいるし、預けてもいるなんて知らなかった。
世の中、何してもお金がいるようになってるのね。
そっか。銀行さんも大変なんだね。
そういえば、先月まであった銀行の支店、今月なくなってたものね。
粗品もこの頃お目にかかれないし。
いいお勉強でした。
最後に。
利息が458円付きました。
でもねでもね、税金が92円も。とられたっていいたくないけど、持って行かれました。2割ですよ。2割。
定期は0.001パーセント、税金は20パーセント。
おかしいと思うのは、わたしだけなのかなあ
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