反抗期の娘に思うこと(1)

我が家には高3の娘と中3の息子がいる。今年は恐怖のダブル受験を迎える。そして娘は絶賛反抗期中だ。と言っても彼女の反抗期は今に始まったことではない。
信じられない話だが、かれこれ小学4年からの付き合いだ。
元々神経質で気難しく、頭の切れる子なので親としてはなんとも扱いにくいところがある。小さい頃からどこか冷めてるし、親を馬鹿にしてるし、あーいえばこう言う。あーいえば上祐だ(古いな)
親子じゃなかったらとっくに関係を解消したいと本気で思っている。
いい所ももちろんある。息子がお腹の中にいた頃、日中に突然破水し下から大量の洋水が出るのを必死でこらえる中、ナビが使えないタクシー運転手に幼稚園児の彼女は的確にナビの使い方を教えていたのだ。とにかく急いでくれと言いながら。
緊急事態になるととても頼りになる所は流石長女だし、アホな私を冷静に正しい道へと導いてくれるのもいつも彼女だった。
まあそんなこんなでどうしてこんな関係になってしまったのか日々考えいたが、
行き着く先は私と母の関係だった。
あーそういやぁ私と母の関係とそっくりやん。私も母のやることなすこと全てムカついてたな。と。私の母はバブル真っ只中にバリキャリで当時は毎月海外旅行に行ってたのでほぼほぼ家にいなかった。そのくせ勉強しろあれしろこれしろと支配的な感じだったため、寂しさと憎しみでとにかく行き場のない感情の中悶々と学生生活を送っていた。とにかく母の愛に飢えてた。だからこそ私は、彼女には寂しい思いはさせまいと無理ない範囲で仕事し、なるべく家にいて愛情注いできたつもりだったのだが。彼女にはそれが重荷でしかなかったのかもしれない。振り返えれば愛を与えなきゃってあれこれ手を出し過ぎた感も否めない。
とどのつまり
愛情不足もダメ。愛情過多もダメ。
どうすりゃいいの

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