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真面目でモテ男なイタリアン、R君と廻るフィレンツェ 3日間の初日

ローマからItaloに乗って、いざフィレンツェへ。

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フィレンツェにも、フランス・トゥールの学校で知り合った友人が住んでいる。名前はR君。当時は医学生でインテリ。
背が高く、整った顔をしていてモデルさんのよう。5、6歳下だけれど、落ち着きもあり、モテていた。特に、同じクラスのスペイン人の女の子に好かれていたが、彼自身は私の友人でもあるスイス人Sちゃんがお気に入りで、恋の三角関係が出来上がっていた。
三角関係は遠くから見る分には面白いが、一度ひょんなことでR君とスイス人Sちゃんと3人でオルレアン+シャンボール城観光をすることになった際、スペイン人の女の子に詮索されたときはちょっと面倒だった。R君、私のことは年上のアジア人としか見てなかったから、気にしなくてよかったのに・・・

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あちらの学生あるあるなのか、タバコは手作り。

ちなみに、彼に教えた日本語は「蚊」(か)。イタリア語では蚊はZanzara(ザンザーラ)と言うので、日本の余りのシンプル単語がツボだったらしい。蚊を見るたびに「カ!カ!」と嬉しそうに言っていた。

話は戻り、フィレンツェはフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。フィレンツェの宿泊先は、コミュニティサイトMixB のイタリア版で見つけた、フィレンツェ在住の日本人の方のおうちへ。駅から5分で1泊30ユーロ、部屋のロフト部分を間借りさせてもらった。

駅から若干迷いつつも、問題なく到着。あいさつもそこそこ、これからお昼だから一緒に食べようかと、お昼をごちそうに。その方はフィレンツェで音楽のお仕事をされていて、現地の子供にレッスンしたり、公演されたりしていた。

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ロフトから見た1F。おしゃれ。

ローマ在住のA君同様、R君にも事前にフィレンツェに行くよ~と伝えていた。
フィレンツェ滞在は3日間で全て平日のため、学校があるから夜なら空いている話だったので、フィレンツェ初日は夜7時に落ち合うことに。それまではフィレンツェをぶらぶら観光。

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ドゥオーモ。圧巻。竹野内豊は見つからず。

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サン・ジョヴァンニ洗礼堂。
当時は工事中で、残念ながら扉しか見えなかった。

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ヴェッキオ宮殿
大きすぎて全体が入らない。

R君はかなり真面目な性格で、イタリア人なのに滅多に遅刻しなかった。
ローマのA君で『イタリア人は時間にルーズ』というステレオタイプが出来上がってしまった私は、7時待ち合わせでも10分くらいは遅れるだろうと思い、ぎりぎりまで観光していたところ、なんと7時前にはもう宿泊するところの前にいるとメッセージが入ったではないか。急いで待ち合わせ場所に向かうも、焦ったら道に迷い、結局15分くらい遅刻してしまった。
イタリア人を待たせる日本人。ごめんなさい・・・ 怒っていなかったいなかったけど、これにより彼の中で私は年上のアジア人から、年上の遅刻するアジア人になったであろう。
そんな私を、スマートにフィレンツェ観光をアテンドしてくれるR君。

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ベッキオ橋

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ここだけやけに派手な壁。

他にも名所を見ながら歩いていたら、おすすめのレストランに到着。

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絶品ローストビーフ。とてもとても美味しかった。

夕食後、R君のおじいさんの職場に連れて行ってもらうことに。
おじいさんはデザイナー。アトリエという場所自体、入ったことがなかったので全てが新鮮。
今はわからないけれど、日本の百貨店でも買えたとか。
だから服のセンスがよかったのね。納得。

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アトリエを出たら既に夜の10時過ぎ。R君は明日も学校なのに、フィレンツェの夜景は本当にきれいだから!と言って、一緒に自宅まで歩き、車を出してちょっと離れた夜景スポットへ。優しすぎ+スマートなR君、これはモテ男ですな。

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私の撮影力が酷すぎるので、夜景の綺麗さが分からないのが残念だけど、本当にきれいだった。

家の前まで送ってもらい、翌日も彼は大学のため、夜ご飯を食べる約束をし、初日終了。

翌日はフィレンツェに行ったら外せない、ウフィツィ美術館へ。
無謀にもチケットを予約しなかった私。どうなったか、続きは2日目へ。

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