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短歌で伝えられるもの

苫小牧市美術博物館のラウンジや苫小牧図書館のガラス面に短歌作品が展示されます。

第一歌集『サウンドスケープに飛び乗って』(書肆侃侃房)の作品や巨大新作が苫小牧の街を彩ります。

この展示は、令和3年7月31日(土)から8月1日(日)に開催予定であった「苫小牧アートフェスティバル2021」の中止を告知するアート展です。
去年に引き続き、アートフェスティバルは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。


苫小牧アートフェスティバル実行委員会さんが樽前を拠点にアートを発信している「NPO法人樽前artyプラス」さんの協力のもと、札幌市の歌人 久石ソナの作品(短歌)を、苫小牧市美術博物館のラウンジ等に展示し、少しでも市民の皆様にアートに触れていただく機会を提供できればと考え企画した。とのことです。

 展示期間は、令和3年7月24日(土)から8月31日(火)を予定しております。

新型コロナウイルスの影響により多くのイベントが中止、延期となっています。やるせない気持ちをどこへ向かわせるか、それすらもかなわない窮屈さをここ一年感じておりました。日常や生活は何事もないかのように、円滑に回せるように工夫しなければならず、非日常やイベントは「今ではないよね」と知らない人の声が聞こえる。

苫小牧アートフェスティバルを楽しみにしていた人たちがたくさんいる中の中止となり、それを告知するアートという立ち位置は、ありがたくも責任のあることだと感じました。
少しでも日常に溶け込んだ非日常が、当たり前に行えていたイベントが、生活の中に溶け込んでくれたらと思い、新作を書き下ろしました。
苫小牧に住む人たち、一人一人があらゆる生活と感情を抱きこの時間を過ごしている、それを短歌という表現で作り上げました。
どうぞお近くの方は足を運んでみてください。

どのような作品が出来上がるかはお楽しみにしてください!

苫小牧美術博物館
〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目9−7

苫小牧市立中央図書館
〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3丁目1−15

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