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ピーターパンと呼ばれて #3

続き

中学3年の夏休み

親にも心配されるくらいのガリ勉

問題が解けなくて泣いた事もあったり

秋が来ると最後の学園祭が来る
本当にあった嘘のような話だが

当時好きだった女の子と同じ部門員になり
2人で色々と作業する事となる

週間少年ジャンプに掲載されていた
I'sの様な日々が始まる

後夜祭はキャンプファイアーを囲みフォークダンスという平成というか昭和というか

今考えるとかなりノスタルジー

だがそこで男子は女の子と手を繋いでマイムマイムするという一大イベントなわけで

いよいよあたしもその子と手を繋いでマイム
謎に下校も一緒にしようという話になる

なるほど、フラれ続けた半年間
いよいよここがクライマックスか

勝ちを確信し、バイバイのタイミングで告白

フラれる

絶望

そんなこんなで学園祭も終われば後は入試のみ

スポーツ推薦やら指定校推薦のやつから進路が決まっていき
なんとなく髪の色が明るくなっていく

遊びの誘いも増える中、ガリ勉は続く

そしてサクッと合格

俺より入試前試験で点数の悪かった女の子も合格

卒業式で告白と思ったが

いやいや待て待て、高校も一緒だぞ
まだ先はある

なんて事を思っていた矢先、当時の親友フクダがその子に告られたとか言ってきた

2人で泣いた

その親友とは高校は別々になってしまったが、
この物語の大きな存在となる

そして高校に上がっても将来が決まるという事はなかった

先生が当時言っていたそれも意味も分からなくはないがそんなに重要な事でも無いなと

4月、入学式にて新しい制服を着た想いを寄せていた子を肉眼で確認するも

別中から来たツインテール髪型の女子の事をいきなり好きになってしまった俺がいたという事を記し

青い時代の話は終わりとする

続く

アメ

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