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売上を伸ばす数字のチェックポイント

事業を開始したのに思ったより売上が伸びないという悩みを抱えていらっしゃる方がかなり多いかと思います。

日々の仕事の中で必死に頑張っているのに何故売上が伸びないのか?
それは取り扱っている商品の質が悪いのか、それとも売り方が悪いのでしょうか?

このような時には、まず数字を押さえておく必要があるかもしれません。
特にネットで販売している方であれば、次のようなチェックポイントを確認しておくことが大切です。

・売上額
・集客数
・成約数
・成約率
・今の仕組みで最大作れる売上額

この5つの項目は売上を伸ばしていくために欠かすことができないチェックポイント。
どの企業でもこれらの項目をしっかりと確認して、常に仕組みを改善・修正しているのです。

何故なら、どの分野で売上が伸びていないのかや、どのように仕組みを改善・修正すればいいのかが必要であるため。

ネット販売でも訪問販売でも、まずはお客様の関心を集めることが前提になることは言うまでもありません。いわゆる集客数ですね。

しかし、どんなに集客数を集めてみても、それ以降にどの程度のお客様が商品を買っているのかも大事な要素。それが成約数成約率です。

絶対的な数値データである成約数は間違いなく売上実績を把握して伸ばしていく指標になるわけですが、成約率も確認しておく必要があります。

例えば、成約数が10件としましょう。
しかし、10件の売上を作るために集客数1,000人で10件なのか、
100人で10件なのかでは大きな違いがあります。

1,000人で10件だと成約率は1%にしかすぎません。
一方の100人で10件であれば、成約率は10%。10%という数値は一見低いように感じられるかもしれませんが、昔よく行われていたダイレクトメールでの成約率は2、3%もあれば上出来と言われていました。

このことからも成約率が売上を見極める重要な指標となるわけです。もし、成約率が低いのであれば、今展開している販売の仕組みがマッチしていないことになります。

そのために

「今の仕組みで最大作れる売上額」

もチェックする必要があるのです。

今の仕組みで販売が伸び悩んでいるのであれば、仕組みを改善したり、根本的な仕組みの変更にメスを入れる必要もあるかもしれません。

このように売上を伸ばしていくためには、ここで挙げた数字のチェックポイントをしっかりと把握しておくことが大切です。

事業で成功している人は常に先のことを考えています。

「商品のあり方・コンセプトがこれでいいのか?」

ということだけでなく、

「商品の売り方」

さえも常に疑問を持ちながら、必要に応じて修正・改善をしているのです。

売上が伸び悩んでいる方は、是非このことを念頭にして取り組んでください。


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