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あれこれ初体験3(零票確認への道&投票済み証明書取得編)

 2019年7月21日、朝。

私は期待と不安が入り混じった気持ちでとある場所に向かった。

そう投票所である。

本日は令和最初の国政選挙である「第25回参議院議員通常選挙」の投票日である。投票うんぬんはおいといて、、私が期待と不安が入り混じった気持ちだったのは「零票確認」のためである。 

ここ数年SNSの発達により「#零票確認ガチ勢」なるタグが誕生し、報告しあうということが行われていたり、テレビでも選挙の豆知識的なものとして、「零票確認」は少しずつ浸透している気がする。
ちなみに零票確認とは以下のリンクを参照いただきたい。

wikiの零票確認

私が零票確認に初めてチャレンジしたのは前回3年前の参議院選挙の時、6時45分着で4番目。残念ながら零票確認をすることができなかった。

ちなみに夏のこの時期に行われるので、前回の時は以下の予定を組んだ。

朝6時に起きる→投票→スーパーに買い出し→昼前からつまみを作りつつ酒を飲む→13時から野球のデーゲームを見る→15時から中央競馬を見る→16時から大相撲を見る→夕食を作る→20時から開票速報を見る。

次の写真は当時夕食に作った握りずしである。


ちなみに誰かが遊びに来たわけではなく一人だ。一人だ。
大事なことなので二回言った。

途中から面倒になり海鮮丼にした。

話を戻そう。

今回は前回の反省を踏まえて6時半に着くようにした。
「どうだ?いけるだろう。いや、もしかしたら高齢の方がいる可能性がある。。」

結果は2番目。1番目は聖教新聞を手にした高齢の方だった。
「そうか、そのパターンもあるのか。。」
一つ勉強になった。

まだあきらめてはいけない二人目まで確認できる場合があるのだから。
私は7時を待つことにした。ちなみに投票に行くと面白いのは投票所が小学校の体育館に設定されていたりして、懐かしい気持ちになれることである。
大人になって入ってみるとバスケットゴールが近く感じられるものである。

今回は前回から引っ越しており、役所の出張所が投票所だったので、特段面白いことはなかったが、選管スタッフの打ち合わせを耳にすることができた。こんな感じだった。

・期日前投票でトラブルが多発している。比例代表と選挙区の投票用紙の渡し間違えが多発しているので気を付けよう。
・家族の分まで投票用紙を持ってきてしまう方がいる→選挙人名簿の確認に時間がかかることがある。
・暑いのでこまめに水分補給と休憩をしましょう。

ご苦労様です。誰も来なくてもいなければいけない辛さはよくわかります。私、社員として飲食店で働いていたので、人が来なくてもいなければいけない辛さがよくわかります。誰か来てくれた方が仕事ができて時間もあっという間に過ぎますからね。

そして、6時55分ごろ選管スタッフが投票を待つ列へ近づく。
「来たか!何人零票確認ができるんだ。」内心ドキドキである。
「すみません先頭の方に、最初投票箱の中が空っぽであることを確認していただきますので、よろしくお願いします。」

、、、、、「終わった。」この瞬間零票確認への道は閉ざされた。認識が甘かった。複数人確認でもなかった。
前回の統一地方選の時は引っ越して間もなかったので、新しく住み始めた自治体の選挙人名簿に名前がなかったため投票できず、傾向がわからなかった。(引っ越して1月ほどかかるらしい)
完敗である。

無情に時は流れる。
どこの投票所も時報で投票開始7時を確認する。無機質な「ピッピッポーン 午前7時ちょうどをお知らせします。」の時報が流れた。
粛々と投票を済ませ、最後に投票済み証明書をいただいた。なかなかかわいいではないか。ちなみにこの証明書を使うと一風堂など割引になるらしい。詳しくは調べていただきたい。

次回は必ず、零票確認をする。心に誓い投票所を後にした。

みんな選挙に行くのだ。政治は古くは「政(まつりごと)」と言われ、日照りには雨乞いをしていたり、神事で物事を決めていたりしたようにお祭りごとなのだ。

平成プロ野球を個人的に振り返るマガジン完結(2019年5月現在)